職場の「二十億光年の孤独」
僕は、職場のデスクマットの下に谷川俊太郎の「二十億光年の孤独」をいれている。普段は、デスクが散らかっているから見えないのだけれど、たまに片付けをするたびに出てくる。これまでデスクの移動があるたびに、迷いながらも捨てられずに一緒に移動してきた。今やお守りみたいになっている。
この「二十億光年の孤独」は、就職後しばらくして、職場とは違う言葉に触れられるようにしたくて、デスクに忍び込ませた。僕はあまり詩などに詳しくないのだけれど、「二十億光年の孤独」には大学自体の思い出と思い入れ