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プロジェクトを上手く進める方法

こんばんわ。

じんせいサンドです。

本日で36日連続のノートの更新となります。

一旦、50日連続を目標に書いていこうと思います。

今日は、関係性を構築できていない他部署の人たちと上手くプロジェクトを進める方法を書いていこうと思います。

社内政治は存在する

社内政治は確実に存在します。
社内政治のない風通しの良い職場に憧れを抱きますが、基本的には存在すると割り切って考えています。

では、社内政治が存在するから何もできないのかというと、そうではないと思っています。

逆に言うと、社内政治を上手く活用できれば一気に成果を生み出すこともできます。

他部署とのやり取りにおいて、各部署それぞれプライドというものを持っています。

マーケティングの部門とデザイン部門でいうと、協業すればいいのですが、マーケティングの方が偉い、デザインは下請けだ。といったような解釈をしていたり、

その逆もしかりで、マーケティングは頭を使っていないから、デザインからマーケティング部門に向けて提案すべきだ。

など、各々の視点でものを見てしまっているケースがあります。

これは決していい状態とは言えないと思います。
ある意味、プライドを持って仕事できていること自体は素晴らしいことでもありますが、企業としてはどっちが偉いとかではなく、
稼いでくれることが一番助かるわけです。

稼いでくれた方が嬉しい。ただ、それだけだと思います。

となると、一丸となって稼いだ方が企業にとっても嬉しいはず。

しかし、一緒になれずに揉めてしまうこともしばしばあるかと思います。
そんなときの仕事の進め方を書いていきます。

大きな目標と方針を描く

僕はプロジェクトを始める時に「大きな目標」を描くことが多いです。
これはある意味儀式のようなものと思っています。

なので、この目標は正直、歯の浮くような性善説みたいな言葉を敢えて選出するようにしています。

言わば、超がつくほどの大義名分です。

例えば、食品メーカーで製造と企画の立場だとしたら
「超美味しい商品で世界を笑顔にしたい」
とか、本当に大それたことを目標に掲げます。

そこから、少しずつ肉付けやそぎ落としをしていきます。
その結果
「美味しい冷凍食品で会話と笑顔の時間を増やしたい」

といったような感じにします。

これを大きなビジョンとし、行動や考え方ブレていないか他部署と合意を握ります。
ここまで綺麗なことを言っていると人は否定するのが難しくなります。

逆に否定すると、大丈夫かと思われてしまうのではないかと思います。

こうして、相手の心理も意識しながら「大きな方針」を設定していきます。

具体的な方針の決定

大きな目標と方針が決まったら、ここに紐づく具体的な方針を決めていきます。
また、食品メーカーを例に出します。(僕は食品で働いたことないので、ずれてたらごめんなさい)

先ほど、決めた「美味しい冷凍食品で会話と笑顔の時間を増やしたい」に紐づく形の具体的な方針も決めていきます。

例えば、
・会話と笑顔を増やすためには、無農薬の野菜を原材料としたい。
・笑顔を増やすために自然解凍でも美味しい仕上がりにしたい。
など、調達の困難さや商品開発に時間はかかってしまうけど、大きな方針に向けて協力したくなってしまうような方針を積極的に置いていきます。

一度、大きな方針を握ってしまうと
人は不思議なもので、できる方法を一生懸命考えていくようになります。

もし仮に、それがすべて達成できなかったとしても、そこに近づくための代替案などが積極的に浮かんでくるものです。

そこには、それまで対立していた部署の関係性はなく、同じ目標を追う一つのチームとして機能し始めるのです。

僕の生業としているWEBプロモーションにおいては、
企画する人とディレクションする人とデザインやコーディングする人が関わります。

その際に、企画する人とディレクションする人、デザインする人では自分たちを守るようなポジションでプロジェクトを進めてしまうことが多いです。

企画はとにかく数字を積みたい。
ディレクションはスケジュール通りリリースしたい。
デザインは限られたリソース内でできることだけをしたい。

といった、方向性やベクトルの異なる立場で会話してしまうことが多いです。

そういった場合にも、誰も異論を抱かない大きな目標と方向性を打ち出すことで、同じ方法に向かうことができます。

とはいえ、現実的に見てできるのかできないのかの判断は必要になるので、さらに具体的な案を出し、
「効果」「工数」「実現性」「難易度」などをマトリクスで整理していきます。

その際にも、やはりみんなが同じ気持ちになっているので、自部署都合でものを話す人はおらず、みんなが「大きな目標」に近づくための案出しが続きます。

こうすることで、一つの方向に向かい足並み揃えて前に進むことができます。

プロジェクトが終わって気をつけること

それは必ず振り返りを行うことです。

振り返りの手法としては「KPT」などを使うと良いと思います。
KPTとは
・Keep
・Problem
・Try
の頭文字をとった、システム開発などで使われるフレームワークです。
こちらをしっかりと関係者で行うことで次へのナレッジの積み上げにもつながります。

また、結果として会社にとっていい数字を出したのかというシビアな目線での評価も欠かせません。
プロジェクトとしての振り返りと、アウトプットとしての振り返りは確実に必要になります。

最後に欠かせないのが「打ち上げ」です。

この打ち上げは、お酒があろうがなかろうがどちらでも構いません。
会社の雰囲気に合わせて取捨選択すればいいと思います。
けじめとして実施すると良いと思います。

「終わりよければすべてよし」という言葉があるようにしっかりとクロージングをすれば、次からも一緒に進めることができますし

また、プロジェクトの成果が出た場合は、
また違う部署と別のプロジェクトを進める際にも、上手く行くという先行イメージが出来上がっているので協力体制を進めやすい状態を作りやすいです。

今回は、かなり、ゆるふわな話ではありますが、
私はこのような手法を使い他部署と協力し、結果を出してこれました。

会社それぞれの文化があるので、この方法がすべての会社において有効ではないかもしれませんが、ヒントにしてもらえると嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

では、また。



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