見出し画像

人に教える難しさと解決法について

どうも、じんせいサンドです。

今日は人にものを教える難しさについて書こうと思います。

というのも、70歳を超えた母親が本日晴れてスマホデビューしたのですが、まぁ教えるのが大変だったので、そこからの学びを書きます。

教える難しさの要因

①知識レベルが違いすぎる

ここは大きいと思います。
僕はスマホを使ってすでに何年も経っていますが、母親は今日が初めてスマホに触れるので、知識レベルの差がありすぎます。

ここは自分の知識をひけらかしても何も始まりません。

とはいえ、知識レベルを落とすことができないですが、どこまでなら理解できるかを知る努力は必要だと思いました。

②当たり前なことは言語化が難しい

アプリ間を行き来することや、
絵文字を打ったり、
LINEのトークとグループの違いなどは
僕の中では言葉にしないものの当たり前の概念としてインプットされています。

しかし、母親はその概念がないので、そこからきちんと理解するところから始まります。

僕の中に出来た当たり前の概念を言葉で説明するとなるとかなり難しいです。

出来るだけわかりやすく言語化しようとしますが、僕の頭には「それはそういうものである」とインプットされていますので、なかなか分かりやすい言葉に変換できません。

こういったケースでは比喩表現などを使い説明するのが良いのかなと思います。

③何ができるかを理解し切れていない

昔、僕がパソコンに疎かった時代に家電量販店にパソコンを買いに行ったときなんかは、なんとなくWindowsとMacで悩んでて店員さんに聞いたら「何をしたいかにやるんですよね。で、お客様は何をされたいのですか?」て回答が来ました。
しかも、色々な店の店員さんから同じような回答が…

こっちは何ができるかも知らんから聞いとるっちゅうねん!って思いましたが、
「そうですか…卒業論文書きたいんですよね。」なんて回答をするとWindowsを紹介されて、要らない機能もりもり入ったパソコンを買わされたりしました。

出来ることすら分かってないので、こういうケースでは具体的に聞いてあげると良いと思いました。

「電車に乗る時に困ることない?」
「テレビで出た旅先に行きたくなったらどうしてる?」
「お店でアプリ提示してって言われる?」

とか、具体的なシーンを思い浮かべられる言葉を使って質問するのが良いと思います。

教えるときの心得

①知識レベルを把握する
②概念はメタファーを使う
③具体的なシーンを想像させる

今回は、高齢の母親にスマホを教えるシーンでしたが、職場で同僚や後輩に仕事を教えるときにも転用できる考え方だと思っています。

これに加えて、図や表などを用い見える化してあげると、より理解促進に繋がると思いました。

なんでこんなことも分かんないんだよ!と思わずに何も知らない前提で人に教えた方が、自身の精神衛生上も良い気がします。

今月中には実家にiPadが届きます。

これはこれで大変そうですが、根気強く教えてきます笑

では、また。

関連記事のご紹介




僕の記事を気に入ってくれた方1,000円のサポートお願いします! 欲出しすぎました…100円でお願いします。 制作費にしますので。