X-Pro2という人生で最高のデジタルカメラ【X-Mount#001】
noteを始めたからには、書きたくてしょうがないのはやはりカメラの話です。
近々、自己紹介のページも作る予定なので、そこに私のカメラ歴を公開する予定ですが、先にこの記事を書きたくてしょうがない。そのくらい好きなカメラが、FUJIFILMのX-Pro2というレンズ交換式ミラーレスカメラです。
X-Pro2は予約して発売日に買い、今でも現役バリバリで使ってるデジカメなんですが、買った当初はここまでハマるカメラになるとは思ってませんでした。
発売当時私が使ってたのはX-T10で、次に買い換えるならX-T2だとずっと思ってました。Proシリーズには興味なかったんです。
しかし、たまたまX-T10のセンサークリーニングをお願いするために、六本木のサービスセンターに持って行った日がX-Pro2の発表イベントの日で、ついでにイベントに参加したら気付いたらX-Pro2を予約してました。これがX-Pro2との運命的な出会いです。
そして、もう2020年、気付いたら同じカメラを丸4年使ってますからね。今まで使ってきたカメラの中で最長です。しかも昨年末発売したX-Pro3には共感できなかったので、まだまだ買い替えず使うでしょう。そもそも性能面で不満がほとんどありませんし。
この記事を書くのが2020年の1月なんですが、X-Pro2の発売日は2016年3月頭頃だったと思います。元々は2月発売だったんですが、予約が想定入ったために2週間ほど延期した結果3月になったと記憶してます。
このカメラが好きな理由 その1:デザインが良い
兎にも角にも、アマチュアがカメラを買うときの基準は、欲しいと思うデザインです。初めてカメラを買う時、この1点だけで選んで正解です。性能がどうのなんてのは使っているうちに覚えれば良いです。どうせ最初は何も分かりませんので思いっきり形から入るべきです。ただの趣味ですし!
X-Pro2のデザインが、本当に私の感覚にぴったりフィットしました。
あ、ちなみに私が普段使うデザインという言葉は、見た目だけでなく機能美も含んでたりしますが、ここでは外観の話をします。
X-Pro2は、いわゆるセンターファインダースタイル(真ん中に山がある一眼レフスタイル)のカメラではなく、レンジファインダースタイルでして、このデザインがまず良い。軍艦部の直線が本当に美しい。
あ、そうそう、これは絶対に触れておきたい話なんですが、このカメラはシャッターボタン付近で少し斜めに下がっていますよね。X-E2やX-T10を使ってた2014〜2015年頃の私は、X-Pro1のこの斜めのデザインが好きではありませんでした。M型ライカみたいに真っ直ぐの方がカッコいいじゃん!と。そもそもX100シリーズも真っ直ぐですからね。
これに関しては、2016年の1月くらいに六本木で行われたX-Pro2の発表イベントにたまたま参加したことにより、考えが変わりました。詳細は省きますが、Pro2のデザイナーが拘ったポイントを語ってくれていたんですが、斜めにしたエピソードを聞いてそこに惚れました。
このカメラが好きな理由 その2:程よいサイズ感とブラックであること
次に、持ったときの感触。これがまたすごく良い。大きすぎないし小さすぎない。重すぎないし軽すぎない。まさに絶妙なバランス。カメラを持ち出すときを考えるとなるべく小さい方がいいに決まってますが、限度というものがあり、小さすぎると握った時のフィット感がなく、持ちづらいんですよね。
そしてカメラは軽い方が良いです。重いと持ち出す気が失せます。当時、Canonの5D MarkIIIをメイン機として使っていて、フジのミラーレスはサブ機でした。5D3も良いカメラなんですが、やっぱり重いしデカイんですよね。
数ヶ月X-Pro2を使った結果、X-Pro2一本で行こうと決め、5D3もEFレンズ一式も全て売り払い、フジノンレンズの購入に充てました。
そして色なんですが、Pro2の黒一色が好きです。
(後に限定モデルのグラファイトエディションが出てますが、今でも黒以外あり得ないと思ってます)
ピアノブラック調でやや艶々していて、触り心地が素晴らしい。
ちなみに私はカメラはシルバーの方が好きです。
X100Tも持っているし、X-Pro2の前はX-T10を使っていて、どちらもシルバーモデルを使っていたくらいですが、X-Proシリーズは黒以外あり得ません。見た目があまり写真映えしないことこそがX-Pro2の魅力です。
このカメラが好きな理由 その3:操作性の素晴らしさ
ボタンが全て右側に集まっていること。ジョイスティック的なものがあること。十字に並んでいるボタンがあること(海外サイトではDパッドと表現されてますね)。これらが全て操作性の良さだと思っていて、使えば使うほど良さを実感しています。もはや見なくても指が覚えてます。
そして背面液晶が固定なのが良い。
え?と思うかもしれません。今どき、デジカメの液晶はチルトしたりバリアングルになったりするのにX-Pro2は固定液晶なのでむしろ使い勝手が悪いですよね。正直私もあまり嬉しくはありません。
では、なぜこれを書いてしまうかというと、X-Pro3で液晶を隠してしまったからです。
私はX-Pro3で、背面液晶を隠したことが許せません。なぜ許せないかは、いずれ別のnoteで書く予定なので、お楽しみに(笑)
あとX-Pro2だけの特徴ではなく富士フィルムの上位機種の特徴でもあるんですが、モードダイヤルを使わず、シャッター、絞り、ISO感度、露出の4つのダイヤルで設定をする点が好きです。しかも全てが画面を見なくても設定値がわかるというのが素晴らしい。
これが本当に使いやすいです。富士フィルム信者になる理由の一つがこれです。
その他
他にも、富士フィルムの写真の色味、特にフィルムシミュレーションのクラシッククロームのこと、あとはフジノンレンズの良さなどもあるのですが、X-Pro2だけの特徴ではないため、この記事では触れません。この辺りの話は別のnoteで、「なぜ私が富士フィルムのカメラが好きなのか」といった記事を書くのが良いかもしれませんね。
あー、ここまで書いて思い出しましたが、シャッター音も好きですね。控えめな感じがすごくいいです。
X-Pro3が発売した今でも、X-Pro2を使い続けます。全く飽きないし、これほど愛着のあるカメラは今のところありません。(まぁ、3が隠し液晶じゃなかったら買い替えてたかもしれませんが 笑)
内容は以上です。
あとは、X-Pro2を買った最初の1年(2016年の3月〜12月)に撮った写真をたくさん貼っておきます。インスタでも公開してないような写真(特にモノクロ)が多いと思いますので、よかったら見ていってください。
昨年くらいからVSCOやLightroomでいじることも増えましたが、ここは全てJPEG撮って出しです。FUJIFILMの色の良さが伝わると幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
以上、調子に乗って長々と写真をアップしてしまいましたが終わります。
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