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「エソテリック・ヒーリング年間講座」第10回レポート(前編)

今日は「エソテリック・ヒーリング年間講座」第10回のレポート前編を書きます。

エソテリック・ヒーリング年間講座、第10回のテーマは「魂のメカニズム ~ 肉体までのエネルギー・ルート」です。


病気の根本原因

「エソテリック・ヒーリング年間講座」第1回のレポートで書きましたが、この『秘教治療』という本では、ざっくりいうと上巻で「病気の原因となること」、下巻で「その治療方法」が説明されています。

今まで習ってきたことを見てみるために、上巻の目次を書いてみます。
この目次がズバリ病気の根本原因のリストとなっていることがわかりますね。

第1章 病気の心理的な原因
   1 情緒欲求性質に起因する原因
   2 エーテル体に起因する原因
   3 メンタル体に起因する原因
   4 弟子道の生活に起因する病気
第2章 集団生活から生じる原因
   1 過去から受け継がれてきた人類の病気
   2 はっきりと感知できない惑星状態に起因する病気
   3 民族と国家の病気
第3章 私たちのカルマ的な負債
   1 個人のカルマ的な負債
   2 七つの光線別のカルマの原因

第1章は病気の心理的な原因となることについて書かれています。エーテル体、アストラル体、メンタル体について学びました。
第2章では個人には起因しない、集団生活から生じる病気の原因について学びました。
第3章ではカルマも病気の原因になることを学びました。

ん?この中で今まで勉強していない項目がありますね。第3章の2に書いてある「光線」については講座の最終回に詳しく学ぶので置いておいて、第1章の4です。「弟子道の生活に起因する病気」は今までに詳しく触れてきていませんでした。
今日は「弟子道の生活に起因する病気」とは何なのか見ていきたいと思います。


弟子道の生活に起因する病気

「弟子」に関しては「エソテリック・ヒーリング年間講座」第7回のレポートに書きました。弟子には「見習いの弟子」と「受け入れられた弟子」と2段階ありますが、「受け入れられた弟子」になると、直接マスター方からの指示を受けて人類のための仕事をするようになります。「弟子」というと未熟者のようなイメージですが、魂とも繋がることができるようになっている、ハイレベルな段階の人間ということになります。

その「弟子」特有の病気とはどのようなものなのでしょうか。

魂と繋がれるようになると、魂からのエネルギーが体に流入してくるようになります。魂からのエネルギーはとても強力なので、そのエネルギーが特定のセンターに集中して流入することによって、極度の局部的な障害をもたらすことがあるそうです。

具体的に言うと、横隔膜より下のエネルギーを横隔膜より上に移行する段階(例:太陽叢センターのエネルギーをハートセンターに移行)にある見習いの弟子は、胃・肝臓・呼吸器の異常がこの移行に伴って起こることがあります。既に横隔膜より上のエネルギーで生きている段階の弟子は、心臓病・甲状腺・喉の異常にかかりやすくなるそうです。

私はこれを聞いた時、「めっちゃ長い道のりを経てやっとこさ弟子になってもまだ病気に悩まされるんかい!」とちょっと残念に思いました。

どうやら、病気なんか無縁の超人になれるのは「弟子」の次の段階の「イニシエート」になってからのようですね。イニシエートになると完全体で健康になるそうです。もう新しくカルマを生み出すこともなくなるので、カルマによる病気にもかかりません。過去からの解消されていないカルマによる病気は残りますが、もう肉体は関係ない境地ですので、肉体の痛みなど病気の苦しみを感じることはなくなるそうです。


予防策は?治療法は?

急速に目覚めて進化して魂と繋がると、魂のエネルギーに耐えられないということに陥りますが、ゆっくり進化すれば徐々に体を慣らすことになるようです。無理に進化を急ぎすぎるとキケンということですね。

『魂の光』でもラージャ・ヨーガの8つのステップ(八支則)というのを学んでいますが、日常生活を正すことや奉仕の精神で毎日を過ごすことから始めるのが良さそうです。

病気の原因が魂のエネルギーでしたが、それを癒すのも魂のエネルギーとのことです。
そしてその癒しを得る方法として最適なのが「瞑想」です。

ということで結局はラージャ・ヨーガの実践が人類にとって一番の健康法ということになりそうですね。


孤独な弟子道

魂が進化してセンターの状態が変わると、人間関係も変わってきます。
弟子になるとパーソナルな生活よりも人類のための奉仕の生活を重視するようになってきますので、今までの友達や家族との関係がキープできなくなってきます。

魂の進化段階が近いもの同士は通常仲の良い関係になれるようですが、一人だけ進化が進むと周りは進化を妨げようとする心理が働くそうです。

このようにP(パーソナリティ)とS(魂)の狭間を行ったり来たり揺られながら、完全に魂の方向に向けるようになるまで、弟子は孤独な戦いを続けるのですね。


弟子が癌にかかるとき

「このパソコンまだ使えるけど、動画編集するにはスペックがちょっと足りないんだよな~、買い替えちゃおうっと。」というように、まだ使えるけど新しいものを買いたくなることってありますよね。

弟子の場合も「この肉体まだ使えるけど、次の奉仕に向かいたいので、新しい肉体に移りたいんだよな~、癌になってこの肉体手放そうっと。」ということがあるようです。

今世での使命を果たしたので、来世に早く移りたいのだけど、自殺するわけにはいかないので自ら癌にかかって肉体から撤退するという方法。。だいぶアグレッシブですよね。

人間卒業までもう少し、という魂は早く仕上げに向かいたくてうずうずしちゃうのかしら。


『秘教治療』の上巻は全部で445ページあるのですが、今日触れた第1章の4「弟子道の生活に起因する病気」に108ページも費やしています。

7つの主要なセンターに関する情報もこの中に含まれてはいますが、魂から肉体へのエネルギーの流れのメカニズムに関して多くが書かれています。この情報がいずれ人類に必要になるはず!というA・ベイリー&DK大師の意気込みが現れているような気がしました。


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