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幸福とは

保健所の審査を無事クリアしてTypicaのオープンが9/20に決まりました。LIGHT UP COFFEEやめてから1月半、ついにここまで来たかと感慨深い気持ちです。大きな節目でもあるので、今、頭の中にある哲学めいたものを記しておこうと思います。

私は物心ついた時から「自分の才能で食っていきたい」と思っていました。
その考えは自分の意思だと思っていましたが、最近は環境がそうさせただけだとも思います。

自営業の家庭で育った私にとって、サザエさんのようなマジョリティの家庭像はテレビの向こう側のもので、(労基などの)社会のルールに迎合することなく、命を削って価値を産み出して生きていくことこそがリアルでした。
子供の見る世界は狭いので、自分もそうなるんだと思うことは当然かもしれません。

環境が人を育てるのだとしたら、もしかしたらその人の使命は生まれながらにしてあらかた決まっているのかもしれません。つまらないと思うでしょうか?私はそうは思いません。なぜなら人は人との関係の中で幸せを築くこと生き物だからです。人生という入れ物は実はそんなに重要ではなく、そこで生まれる人間関係をどう過ごすかが重要なのだと最近は考えます。

「幸福とは?」

結論は前述の通りですが、もう少しいえば、私は自分の表現を通じて人を幸せにしたい。そして私の表現に何か感じてくれる人と一緒に過ごすことが幸福なのだと感じています。

Typicaを作るのは大きな決断のように思えますが、自分の意思でなく、流れる人間関係の中で自然と下された決断な気もします。おそらくこの世の全ての決断もそんなもんなのではないでしょうか。

なんだかゆるいこと言ってしまいましたが、気合はバチバチに入っています。28年間生きていてインプットした全てをTypicaという箱に打ち込みました。ジョーのように真っ白に燃え尽きる人生を歩みたいものです。


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