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ゲートボールを遠くから見るおじいさん

今日の朝はとても涼しくて、何となく散歩に出かけた。

缶コーヒーを買ってチビチビ飲みながら、少し遠くの公園へ。

その公園では、朝早くということもあって、30人くらいのおじいさんやあばあさんがゲートボールをしていた。

「あそこでゲートボールをしている人たちは、きっと元気で社交的なんなんだろうなあ」とか思いながら歩いていると、少し離れたベンチに座っているおじいさんが目についた。

そのおじいさんはゲートボールをしている人たちとは関係ない。

でも、ゲートボールをしている人たちの方をぼんやり見ている気がした。

そう、あくまでも見ている気がしただけで、本当は「んー、今日の晩ご飯は何にしようかなあ」などと考えていただけかもしれない。

しかし、仮に「僕もゲートボールしたいなあ。」などと思いながらゲートボールを見ていたとしたらちょっぴり切ないなと感じた。


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