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富山在住パパママに聞く!富山の子育て事情【妊娠〜出産編】

田舎で子育てしたい!
待機児童問題のない地域へ移住したい!
子供には自然の中でのびのび育ってほしい!
教育水準の高い地域で子育てしたい!

子供を授かると、子育てについてあれこれ考えるもの。こんな願望が湧いてくるかもしれませんね。富山県は教育水準が高く、自然も多く、待機児童もゼロ!だと言われていて、皆さんの願いをかなえてくれる場所です。

…でも、それって本当??

今回は、富山県内で子育てする方々に「富山の子育てのリアル」を伺いました。富山県への移住を考えておられる子育て世代のみなさん!ぜひ、参考にしてみてください。

本シリーズ第1回目は、妊娠から出産編です。

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Q 出産育児一時金42万円以外で支払った自己負担額はどれくらいでしたか。病院を選んだ理由やよかった点も教えてください。

A 富山市民病院で普通分娩で産みました。促進剤を打ちましたが安産で、特別な処置はされていません。個室で自己負担額は6〜7万円でした。ごはんはあまりおいしくありませんでしたが(笑)、数日間は母子別室で対応してくださり、ゆっくり眠ることができました。無痛分娩で有名らしく、富山市民病院で産む8割くらいのお母さんが無痛分娩を選択しているようです。(普通分娩希望と伝えると驚かれました)

A 射水(いみず)市にあるむらたクリニックで産みました。
病院についた日に出産し、平日だったのもあって自己負担額はほとんどありませんでした。(1万円程度)促進剤や麻酔無し、一人部屋(トイレ付き、シャワー無し)、母子別室でした。ご飯も美味しく、出産祝いのプレゼントももらいました。授乳について丁寧に教えてもらいました。ゆっくりできたし安かった!大満足!

A さたけ産婦人科(富山市)で出産。自己負担額は13〜14万円でした。助産師さんや看護師さんが本当に優しかったです。心配なことがあればすぐに話を聞いてくれるが、自分の時間も持たせてくれて、心地よかった。料理も美味しく、産後、大変過ごしやすかった。

A 富山大学附属病院で出産しました。普通分娩、休日出産で自己負担約30万円でした。NICUが備わっている点で選びました。コロナ禍で面会禁止だったのは心細かったですが、その分病院のスタッフの皆さんが手厚くサポートしてくださったのがよかったです。実家が近いため、両親から美味しい差し入れがあり、地元の美味しい苺は、出産直後の体に染み入りました!病院食は美味しいわけではありませんが、浮腫むことなく体調良く過ごせました。

A 私は高岡市内の個人クリニックで出産しました。普通分娩で、特に特別な処置はされていません。自己負担額は約8万円でした。食事が本当に美味しかったです。手作りパンや薬膳料理も出て、それを楽しみに慣れない授乳などを頑張れました(笑)

A 私はよしもとレディースクリニックで普通分娩で産みました。自己負担額10万円程度(うち家族宿泊可の特別室料が6万円)です。病院食がおいしいと噂で聞いていたので、よしもとさんに決めました。また、最初は無痛分娩を希望していたので、個人産院で無痛分娩可能なところ、というのもポイントになりました。噂通りごはんがおいしくて、出産前も後もご飯を食べるのが楽しみでした。退院前にはマッサージを受けられるなど、ママのケアが充実している印象でした。

A. 1人目の時は富山市内の個人病院にて出産し、10万ほどでした。2人目出産を控え、その個人病院の基本額が7万ほど上がったと聞き富山市内の総合病院にて出産、かかった額は10万円ほどでした。

A. 富山市のかんすいこうえんレディースクリニックで産みました。自己負担は約88,000円でした(追加で購入したオムツ代なども含んでいたと記憶しています)。帝王切開だったので高額療養費制度も使用。食事も設備も素敵でした。選んだ理由は一番の理由は近さ。何かあった時近いと安心であるし、実際妊娠中、夜中にお世話になった際非常に助かりました。綺麗で食事が良いのも選考理由で、少々ドライさは感じましたが次もそこで産みたいと思っています。帝王切開で身体へのダメージが大きかったので、夜間赤ちゃんを預かってくれたのは助かりました。時間をゆったり使った親身なケアではないと感じましたが、人が少なく忙しいのだろうと思います。医療機関はどこもそうなのでしょうがないとは理解できます。

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Q 妊娠がわかってから出産まで、自治体からのサポートで助かった点はありますか。

A 昨年、富山市は新生児に対しても新型コロナウイルス給付金を1人につき10万円支給してくれ、助かりました。

A コロナの影響で、パパママ教室などが全て中止になってしまったので特にサポートは受けていません。

A パパママセミナーでわからないこと、不安なことをクリアにできたところがよかったです!パパの意識づけにもつながったと思います。

A. 母子手帳をもらいに行った際にもらったパンフレットでいろいろ勉強になった。ネットで真偽の定かでない情報を得るより、公的機関からの情報を配布してくれるのがありがたく、困った時どこに頼ればいいか等身近な市内の情報があったので安心に繋がった。
また、市主催のパパママセミナーに参加し、助産師さんの「パパの助けが大事!!」と刷り込み講演してくれたのが、パパの意識が高まって良かったと感じた。

A. 妊婦検診は全て無料で助かりました。東京の個人病院で出産した友人は、検診料が高く補助があっても毎回自己負担額が1万円ほどだったと話していたので、それに比べると妊娠中の出費はかなり抑えられたように思います。

Q 出産後、自治体からのプレゼントはありましたか。

A 富山市から、リッチェルのストローマグと離乳食用スプーン、スタイ、おくるみ、公共施設の無料入場券、10000円分の子育て支援券などがもらえました。リッチェルは富山市の会社だからだと思います。10000円の支援券は全て絵本の購入に使いました。東京の中央区で子育てをしている友人に話すと、「中央区は何ももらえなかった!羨ましい〜!」と言われました。

A 富山市からは、ストローマグやファミリーパークの無料入場券、離乳食用のスプーンとフォークなどをもらいました。
自治体以外では、富山テレビから「はじめて箱」がもらえました。coopと提携しているようで、スタイや童謡カードに加えて、子供用醤油などが入っていました。「サクラスイーツ」からは小さなチーズケーキがもらえました。ただし、全て自分で申し込んだりもらいに行ったりする必要がありました。

A 産後3~4か月くらいのときに、富山市からお祝いボックスをもらいました。ストローマグやスタイなど実用的なものは長く活用できましたし、リッチェルなど富山市の企業のものが入っていたのも好感が持てました。ファミリーパークなど市の施設のチケットは、娘が大きくなって楽しめるようになるころまで使えたので、有効活用できました!

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▲実際に富山市から配布されているプレゼントの一部

A. 1人目のときには特にありませんでしたが(2018年3月)、2人目のときには富山市から頂きました(2021年1月)。ベビーマグなどゆくゆく必要なものが入っていて助かりました。

A. 「どうせダサいのしか配らないだろう」と期待していませんでしたが、お洒落なおくるみやコップで富山市のことを見直しました(笑)。赤ちゃんのママにはリッチェル製品は嬉しいです。リッチェルが富山にあるのはポイント高い!

A 黒部市では生後6ヶ月位のときに、絵本、離乳食食器が民生委員さんを通じて家に届けられました。

A 高岡市から絵本のプレゼントがありました。

Q 富山で産んでよかった点を教えてください。

A 駅や異常に混み合う場所に行く機会がないせいか、SNSで見るような、妊産婦に悪意に直に晒された経験をしませんでした。

A 車移動が楽

A 実家近くで親を頼ることができたこと。切迫早産で、上の子の育児に親の協力が必須だったので、それが一番大きいです。

A ゆったりとした環境下で、妊娠中のんびりと過ごせたところ。助産院が多く、気軽に相談できるところ。

A 実家が近くにあり、何か困ったときに頼れる人が周りにたくさんいる安心感がありました。また、地元の友達の中にはママになってから連絡を取り合うようになった子もおり、子育てに関する情報を手軽に教えてもらえます。

A 個人的な話ですが、実家が近いので、両親が休みの日はサポートを受けながら子育てができました。

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Q 通院の交通手段を教えてください。

A 家から徒歩5分のところに病院があるので、毎回通院は徒歩でした。陣痛が始まって病院に行く時は、自家用車で向かいました。

A 通院も入院も自家用車でした。

A 自家用車で約3分でした。

Q富山の子育て情報はどのように入手していますか。

A. 富山の子育て情報サイト(ファミーユ、ママスキー)、夫の職場の先輩ママ、ケーブルテレビ

A インスタやママ友、保育園からの案内など

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富山在住ママ・パパたちの、リアルな声をお伝えしました。

子育ては田舎でしたい…そう思っているなら、ぜひ、リアルな声を参考に、富山での子育てを検討してみてください。


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