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うちのラジエーションハウスでは

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元診療放射線技師による体験談をつづるマンガ。 うちの放射線科の技師室(ラジエーションハウス)はこんな感じでした。
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現役の放射線技師さんとイベントを開催します。

現役の放射線技師さんとイベントを開催します。

イベントをやります!ざっくばらんに、放射線技師に興味ある人も、ちょっとだけ関心ある人も、なんだか分からんけど、面白そうと思ってくれた人も遊びに来て頂けると嬉しいです^^

股関節軸位

股関節軸位



股関節軸位って教科書(青本:診療放射線技術・上巻 南江堂)には簡単に書いてあるのですが、基本的に二人いないときつい撮影です。以前忙しくて一人で撮影室入った時に、軸位を撮ろうとしたのですが、曝射スイッチが届かないところにあって、「他は折角全部セットしたのに撮影出来ねえ。。」ってなって困ったことになったことがありました。仕方がないので、板(FPD)を人がいなくても倒れないように固定して撮影しました

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2年目の終わり

2年目の終わり



技師さんは早いと半年で、長いところでも1年くらいで当直のローテーションに入るというところが多いです。5年経たないと入れないというところもあるみたいですが。。前にいたところは、1年目で全部のモダリティの当直業務を一通りこなせるようになって、一人当直するというシステムだったのですが、僕は要領が悪くて、2年目の最後になっても当直に入れずにいました。現場の上長も困っていたでしょう。僕はもっと困っていた

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なるほどですね。

なるほどですね。



技師さんの中には、メーカーに転職する人たちもおります。メーカーに行くと現場で仕事は出来なくなり、技師さんに「いつもお世話になっております!」と平身低頭な感じで来られることが多いのですが、あの感じは一体何なのだろうと違和感を感じることがありました。お給料はメーカーさんの方が良いという噂です。でも、お金云々ではなく、技師さんもメーカーさんもどちらも大切な存在です。そして、技師経験のあるメーカーの方

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