どこに住んでもいいことについて

丹波市の田園風景のなかで暮らし始めて7年になります。
先日、「田舎ぐらし(でうまく生計を立てている移住者)」のセンパイとして移住希望者とお会いしました。

彼の最大の関心は「ほんとうに人生をかけて良いのか?」「リスキーすぎるギャンブルなのではないのか?」「じつは都会のほうが楽しいのではないか?」みたいな感じで、「食っていけるのか?」である。


回答はそれぞれ「イエス」「ギャンブルだけどリスキーではない」「ひとによる」であり、「食っていける」。

時代はまだ「どこに住んでもいい社会」になったばかりで、
・なぜどこに住んでもいいのか?
・リスクを避けるためのちょっとした知識はどこにあるのか?
・実際のところ得るものはナニで、失うものはナニなのか?
をクリアに答えてくれるものがあまりに少ないのですが、クリアな答えは既にあって、

「居住する地域=唯一の所属コミュニティ」である必要がもはや消滅して「居住場所や個人の属性やコミュニティの寿命に一切とらわれず、無限の広がりの中で自由に所属コミュニティを選べる時代」
を生きれば良いということだと思うし、テクノロジーはおそろしいスピードで進化して、バーチャルな分身が宇宙のどこへでも打合せに行ってくれる時代まで秒読み。


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