春が近づいてきました

副学長の横田です。


そろそろ受験シーズンも後半に入ってきて、自分の受験を考えると、私立大学の合格とかをもらったのがこの頃だったなあと思い出します。

これから、どんな進路を選ぶ人たちがいるのでしょう。



ご縁があって、丹波市教育委員会の少し先に展開されていくキャリア教育プログラムの策定チームのメンバーとして、僕も委嘱をいただいて意見を出せる立場にいます。


まだあまり活発に活動をできていませんが、非常に重要な役割であると意識しているからこそ、今後の活動をもっとしっかりとやっていきたいと考えているところです。



しかし、未来の中学生として、5年後くらいのキャリア教育でいくと、2024年くらいから本格的に定着していくようなキャリア教育として考えても、その子達が15歳として考えると、大学まで出ることを考えると2031年あたりの就職および自由な働き方を想定したものになるわけです。

予測をつけることは非常に難しいものですが、明らかに今までの教育の仕方ではちょっと対応できないものであると個人的には考えています。


キーワードは、自分の意見をきちんと言うことと、人間としての身体的な反応を思考より空気を読むよりももっと大事にすること、そして誰かの意見に左右されることなく自分のやるべき行動に特化できる諦めの悪さ、というものがあれば、特殊なテーマにおいても学ぶことを諦めることなくやり続けていける人が育てられるのではないかと思っています。


でも、指示を待って、ただその指示通りに動くことを求める経営者さんも多くいらっしゃることが事実ではあるし、それでいいじゃないという世代の大人もまだまだ意見が強いです。

本当にそんな一般的にワガママで頑固な人が増えていいことがあるのかって言われると、簡単にそうだと言い切れなさそうには思いますが、それでもやはり、自分の意見を持って生きていける、そんな人がより生きていきやすい世の中になってきているとは感じているのです。風潮だけでなく技術的に。



テクノロジーが進化していることは明らかで、みんなが「音楽かけて」なんて言って音が勝手に流れる時代には生きてきたことがなかったわけで、それはきっと誰も否定できない技術進歩であり、そこで起こることにどんな風に寄り添って生きられるのかということが試される時代だと思うのです。



そこでは、空気を読むよりも、自分が楽しみ、自分が意見を言い、自分で試したものを信じ、そして道を切り開いていくたくましさのある人が、新しい使い方を、楽しみ方を、遊び方を、人の感動のさせ方を、発明していける人になっていけるような気がするのです。


でも、大人が遊んでなくちゃ、そんなスタンスで生きる勇気も湧かないだろうから大人ももっともっと楽しんで、遊ばなきゃーって思うんですが、いかがなもんでしょうか。

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