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大西つねき氏のお話を聴きました

本日、「大西つねき講演会@津山」を開催しました。夏のおわりに実行委員会が立ち上がり、日程調整がはじまり、会場を決め、チラシをつくり、告知をし…不慣れでバタバタあわあわしながらもそこそこの人数があつまり、善き時間をすごすことができました。古民家リノベやら引っ越しやらなんやら本当にやることがいっぱいの日々にも関わらず、思い切って「つねきさん呼ぼう!」と走り出した赤田家の御両人はじめ、つねき氏事務局、実行委員、当日ボランティアのみなさんのおかげで、「お金に支配されない自由人」がわくわくを体現し始めることでしょう。お礼を申し上げますm(__)m

つねき氏の動画配信や著書でそれなりに予習をしていたつもりですが、3時間のトークライブはやはり効きます。「バイブレーションを直に浴びる」ことって大切ですね。各地の参加者さんが「つねき後」とおっしゃる意味がわかったような気がします。なんかね、「これでいいのだ」と思える…そんな感じ。まだうまく言語化できません。

現在のお金の仕組みに無理があること。現在のお金の仕組みは持続可能じゃないということ。現在のお金の仕組みはそろそろ破綻しかけていて胡麻化しが効かなくなってきているということ。お金と実体のバランスが狂ってること。税金とは…予算とは…。いろんな話が出ましたが、ひとつ気づいたことがあります。311を機に東京を離れてから、家賃やローンを払うために、単純に消費するために、お給料をもらえる仕事に就いて毎日出勤している人とはほとんどお付き合いが無くなっていた、ということ。身近にお給料のためにあくせくしている人があまりいないので、動画を見ても本を読んでもピンとこない部分があったのですが、いろいろ腑に落ちました。

お金がないと欲しいものが買えない。行きたいところへ行けない。ないと不便極まりないお金ですが、実体のないもので、それを得ることや増やすことを考えていては、かならずどこかにしわ寄せが生じます。経済とはお金をどうこうすることではなくて、価値の生産と交換のこと。価値とは美しく持続可能な地球、未来、子どもたちのために、人の時間と労力と資源を使うことで生まれます。…というわけでつねき氏、利息や不労所得を実にさわやかにバッサリと否定しておられました。金融資産を持って「お金を働かせて収入を得る」というのがどうも気持ち悪かったのですが、それこそが世界規模で貧富の格差を広げるモトになっていると理解できて、すっきりしました。

お金には実体はありません。「存在しない」のだそうです(信用創造によって生み出されているお金の仕組みはぜひつねき氏のお話を聴きに行ってください)。間違いなく存在するのは見えて触れることのできるものと、見えないし触れないけどそれぞれが感じている気持ちや、、ひとりひとりの意識、そして時間。存在する方のものを使って、これから何をするのかというと、共感・感動・希望・喜びを分かち合えるなにかを生み出す作業。たぶんこれはAIには苦手で、人が人や自然に対してやり続けることが可能なことなんじゃないかと思うのです。

つねき氏は「いちばん変えなきゃいけないのは、みんなの頭の中」とおっしゃいます。意識を変えるためには、行動を変えなくてはなりません。行動を変えるためには、ひとと違うことをするちょっとした勇気が必要です。これ、今回のこともそうでした。「つねきさん呼びたいね」「呼ぼうか」「いっしょにやる?」なんて言ってたらたぶんなかなか動きださなかったと思います。でも赤田家が「つねきさん呼ぶよ!」と決めて動き出してから「手伝って!」って言われたら「おっしゃ」って動いちゃうんです。とにかく行動する。おおきな変化は、小さなゆっくりとした変化から始まるとガンジー翁も言ったように、2011年につねき氏がひとりではじめたフェア党がおおきなうねりになりつつあるのを今日は目撃できました。

人の時間と労力と資源。この3つを、お金を稼ぐために使い、稼いだお金から税金を集め、集めたお金でポンコツ戦闘機やオスプレイを買ったって、日本に住む誰も幸せになりません。それよりも、子どもたちの未来のためになるように使いたいです。「お金のためにはたらく」のではなくて、感動や喜びをわかちあうために時間と労力と資源(才能も)を使おうと思います。

れいわ新選組に政権とってもらって、政府通貨を発行してもらいましょう。そうしましょう。

最後になりましたが、大西つねきさん、素敵な時間をありがとうございました! つねきさんから発せられる博愛のシャワーを3時間たっぷり浴びた気分です。今日の仲間とこれからも自由とワクワクを体現してまいります。


ではまた。

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