見出し画像

その先の物語をききたくて

水引やつまみ細工などを中心にアクセサリーや和雑貨を作っているたまゆらら(玉響楽)です。

このページにたどりついたのも何かのご縁ですので、よかったら最後まで読んでもらえると嬉しいです。

きっかけ

物を作ることが好きで、
形になることが楽しくて
ここ数年マイペースに創作活動をしています。

物づくりは、ずっと続けていきたい。
だけど今の自分には何かが足りない。
ふとそう思い、立ち止まって考えてみたら気付いたことがあったのでnoteにまとめてみました。

活動経歴

2016年 minneの通販から始まり
2017年 初めてのイベントはヨコハマハンドメイドマルシェ
2018年 モリノクマサン雑貨店さんで委託販売開始とWSの開催、caféMofreeさんでの委託販売開始
2019年 都内を中心にイベントに精力的に参加、caféMofreeさんでWSを定期開催
2020年 コロナの影響で再度通販に力を入れる為creemaを開始

本業をやりながらのゆっくりペースではありましたが、創作活動を知っていただける機会も増えているように感じます。最近は、もう少し物づくりに使える時間を増やして本腰を入れたい気持ちが強くなっています。

通販サイトを手直しをしていて気付いたこと

通販サイトのプロフィールや作品紹介を少しずつ手直ししているときに
以前は、物を作る時に可愛いと思えるものが完成の基準だったのですが、改めて振り返ると今まで作ったものは購入してからの楽しみやエピソードがあるものが完成の基準になっている作品が多いように感じました。

日々の感じた事や体験したことから、あったらいいなと思った事を形にしているのは変わらないです。
しかし、作品を考えていくときに、購入していただいた後もその物を通じて沢山の想い出を作れるような作品づくりを意識していたことに気づきました。

物つくりのその先に

形あるものはいつかこわれてしまう
だけど、物を通じて経験・体験したことは、宝物になれるかもしれない。

年齢を重ね、趣味嗜好が変わっても
あの時のあの気持ち、経験したことは変わらない
自分の大切な財産になるのではないかなと思っています。

楽しい時間はいつか過ぎ去ってしまう。だからこそ、その時その時を大事にできたらいいなと思うし、いつか振り返る時がきたら、いろんなことがあったけど、楽しかった時もあったしいい人生だったなって思いたい。

旅立ちの時期に多く接していたことから、最後まで残せるのは、記憶だけなのではないかと思っています。

時間は、過ぎ去ってしまうし
その時を楽しく過ごせるのは、一緒に過ごしてくれた仲間がいる事や気分を上げてくれる物がある事だと思っています。

気付いたきっかけの作品たち

画像1

ふとしたきっかけでできたト音記号のご祝儀袋は、一番ご購入いただいている作品です。
音楽仲間とのエピソードを聞かせていただくことが多いので、今までたくさんの幸せを頂いてきました。熨斗がさくらのご祝儀袋は、イベントでは沢山の種類を持っていっている為、花嫁さんの雰囲気を聞きながら似合いそうな組み合わせを一緒に選ぶのが楽しみとなっています。

画像3


ご祝儀袋は、あげてしまうものだから手元に残せるト音記号が欲しいと言われたことをきっかけに作ったト音記号のブローチは、使い方の幅が広く個人的にすごく使い勝手がいいと思っています。


今まで、海外の友人へのプレゼントにしていただいたり、カラーオーダーでは、花束の中に添える為や、舞台の上でつける為などその人その人の使用用途によって水引の種類や色味を工夫して制作させていただきました。相談しているときに色々な想いを聞くとすごく応援したくなるし、私の作品を選んでもらえたからには、出来るだけイメージに近いものにしたいなと思って細かく相談させてもらっています。



画像3

コロナがきっかけで作った変化を楽しむマスク、ジャンルが違うからこそすごく悩みながら何を大事にしたいのか考えて作りました。
眼鏡でもストレスが少なく着けれる事とつけながら楽しめる事この二つを組み合わせられたことが私の中で大きかったです。
そして、こういうコンセプトの作品作りがしたかったと気付いたマスクでもあります。これからの物づくりに大きく影響をもらえた作品なので大事にしていきたいと思っています。


気付いた事と大事にしていきたい事

きっと、自分は、物を作ることを通じて、幸せのおすそ分けをいただいたり、大事な人への思いを聞きながら合いそうなものを提案したり、長く使ってもらえるための説明をするのが好きみたいです。

手に取ってもらった後、快適に過ごせたり、プレゼントして、よろこんでもらえたりというお話しが聴けるのが一番喜びを感じている様な気がします。

だからこそ、物をつくるのと同時にその先の生活の楽しみや思い出が出来るような物づくりを心がけるようになりました。

また、使ってもらいたいシチュエーションやその時に考えられる可能性を考えて試着テストをしたり、長く使ってもらう為にはどうしたらいいかな?と考えるようになりました。分かりやすく、読みやすいように少しずつ作品説明も見直していきたいと思っているので、時々作品ページも覗きに来てもらえると嬉しいです。

そして、作品を通じて似たような価値観の人と出会いたいと思っている事にも気付けました。

こだわりが強く、1対1でお話しするのは大丈夫でも、沢山の意見が交わる所での会話は苦手な部分があります。
どれも間違いではない時こそ悲しい思いをしている人もいるし、そんな場面に出会うともやもやしてしまいます。
今の物づくりは、無理なく自分の手の届く範囲で活動している為楽しみが先行しています。
しかし、活動を続けていくうちに向きたい方向があるのに折り合いがつけられない時もきっと来ると思っています。
この課題が乗り越えられたらもっと楽に生きれるのではないかな?と感じています。

だから、今は、今まで作品を購入してくれた人、このページに来てくれた人、活動を見守ってくれている人達に向けて今まで話していなかった内側想いを少しずつnoteに綴っていきたいと思います。

物づくりに対する方向が似てるなとか共感できるな、頑張れって思ってもらえる時は、❤️を押してもらえると嬉しいです。次の記事を書くやる気の源になります。



大事にしていきたい事それは、その先の物語が作れるような物づくりです。

手に取ってもらってからが始まりとなり

1つの作品から手に取ってもらった人の数だけ物語が生まれるような作品

そんな作品を作れるようにこれからも頑張っていきたいと思います。

もし、イベントなどでお会い出来た時には、その先の物語を聞けたら嬉しいです。

人生という物語、その主人公のあなたの思い出の1ページになれますように。

サポートしていただいた寄付は、今後検討している箔押し印刷の版代に充てさせていただきます。 記事を書きながら成長して行けるように応援してもらえるような作品作りをしていきたいと思います。 応援したいと思った時にサポートしていただけると嬉しいです。