高校４　変な男子たち

さて今日は高校生活を一緒に送った男子たちについて書こうと思う。

実はほとんど連絡も取っていないのでみんな何をしているかほとんど知らない。

最初は８人だった男子たち。

まず結果からいうと卒業するときは５人だった・・・・

一人目の脱落者のS君は夏休みに入る前に

「明日からエヴァンゲリオン公開なんだよ！！楽しみ！！じゃあまた」

というのが最後の会話でそのまま来なかった。あの後どうしたんだろう。

そして一人「学業」の成績が悪すぎて留年。そして一人はオーストラリアへ留学。

ん？オーストリアじゃなくてオーストラリア？！と当時も思ったんだがあの子歌うまかったけどその後どうしたんだろう。

残りはフルート男子２人ピアノ男子２人。

フルートのK君は家業を継いで頑張っているらしい。結婚式にも呼んでくれた。もう一人はやはりどうしているのだろう。

ピアノ男子の片割れは芸大浪人をひたすら繰り返し愛知県芸に入ってなんとその後芸大の院の試験を受かったらしいが大学が卒業できずパァになったらしい。という話をきいたきりその後は知らない。

（もっとも人づてに聞いただけなので真偽すら知らない。

そんなわけで比較的何を書いても許されるだろうY君のことは少し多めに書こう。（もう以下めんどくさいから『君』も省略だ。

最初に一つだけ褒めるといつだか滅多に出ない家庭科の授業に出た時のことだ。

いつもスカーフを巻いている素敵な先生だった。

Yはいつものことだが寝ていた。

「ちょっとY君起きて！！（起きたYを見て）あらイケメンじゃない！！私の為に起きててもらえる？！」

教室中爆笑。いいキャラである。

（当時イケメンという言葉があったかどうか定かでない。。。。。）

割とおっとりとしているY、1年の夏休み明けに

「高校デビューしちゃった」何事か？と思ったらタ◯コだった。

今更かよwホントだっせーな。男子更衣室で爆笑した。w

実はカバに説教されるまでピアノ男子と書いたがYは「教育音楽科」専攻だった。（僕だったら器楽科「チェロ」って感じ。

カバに説教された話は　コチラ

教育音楽科というのは将来音楽教師などになるためにピアノと声楽を両方学ぶというコースなのだがYははっきり言って歌が下手だった。

ボソボソ喋るし（人のことは言えないか・・・）声も小さい。

お前そんなんで歌なんて出来んのかよ、と聞いたら「できないんだよー」と答えるようなやつだ。

そんなわけで成績優秀なら転科できると知ったYはピアノを頑張ってピアノ科に無事転科した。

（これも本当に偉い！！

今は古楽から現代曲まで演奏したり教えたりと頑張っているらしい。

そう言えば大学卒業する頃にジョイントリサイタルをしようとYが話を持ちかけてきた。

OKやろう！という話になったがコンサートの１ヶ月前に急に入院しなくてはいけなくなったと連絡がきた。

勿論僕は心配して「あとはなんとかやるから大丈夫」と一人でリサイタルをすることにした。

期限もあと１ヶ月後だったしピアニストを探すところスタートだ。

しかも自分一人でリサイタルも初めてだった！

大変だったがなんとか無事ピアニストも発見してコンサートをした。

（この時に初めて桑生さんにピアノをお願いして以来ずっと一緒に弾いてもらっているのだから縁とはどこに落ちているのかわからないもんだw

さてコンサート当日Yのお母様がビールを差し入れに持って聴きにいらしてくださった。

Yに電話して「なんでお前来ないんだよ！」と問い詰めたら

「ごめん、仕事入っちゃって、てへぺろ」

おいテメーこっちはすげー大変だったんだぞ！！

何が仕事入っちゃってだよ！！

「ごめんごめんw」

ふざけた野郎だ！！ホントなんとも憎めないやつである。