身体の内側と外側、五感の記憶
こんにちは！演技講師のひがくぼかおるです(・∀・)
noteの更新がとってもお久しぶりになってしまいました…
ぼやぼやしてるうちに今年もあと１００日を切ったんですって・・・！
昨日、窓から金木犀の香りがフワーっと漂ってきて
「秋だなぁ」と実感しました。
さて、お久しぶりの更新で、
ちょっとタメになるお話とか書きたかったのですが
がっつりレクチャーでなく
軽い雑談の中でも演技に役立つことがあるなーと
金木犀と私の思い出から
少しお話させてください。
私には金木犀の香りを嗅ぐと必ず思い出される記憶があります。
自分が育った埼玉の新興住宅地、実家の庭には大きな金木犀の木がありました。
毎年、秋になるといい香りをさせてくれて、大好きな木です。
目に浮かぶ情景は、恐らく小学1年生の頃。
白いTOYOTA カローラの上に散らばる橙色の可愛らしい花を
集められるだけ集めて
洗って乾かしておいたカップアイスの容器いっぱいに詰めてる私
そのアイスは、ケンタッキーフライドチキンのカップアイスで
いまはもうないけどアイスが売ってた時代があったはずで
（ネットで調べても全然情報ないから自分の記憶違いかと思うこともあるけど、絶対あったんだよなー）
色んな種類のアイスを、お父さんが大人買いで全種類買ってくれて
とても幸せだったのです。
で、そのことを思い出す時
私の身体は、幼かったころのように
少し軽く感じて、お腹の辺りがフワフワします
いい匂いの空気が鼻を通って身体に浸透していく感覚
甘いアイスを食べた後の、ちょっと口の周りがべたついてる感じとか
満たされて、遊びながらも眠いような
眩しさを感じて、そのまま目を瞑ってしまいたいような
そんな感覚になるんです。
私たちの記憶は脳だけに蓄積されるわけではありません。
五感に通じる記憶は、お腹や、身体の各部位にも残ります。
実際に経験した過去を思い出す時、
その当時と全く同じ感覚に捉われることってありませんか？
私たちは日常を生きている時、
頭だけで計算して行動しているわけではありません。
いつも頭（脳みそや心）も含めた、全身全霊で生きています。
ということは、虚構の世界（演技をしている時）で生きてる時にも
それを体現しなくてはなりませんよね？
感情表現や台本の読解に意識が多くいってしまうことはよくあります。
でもそれは、準備の段階にしっかり染みつけておいて
実際に演じる時には、身体もめいっぱい使ってみてくださいね！
＊＊＊＊＊
明日！レッスンあります！
芸術の秋♪演劇やってみたいなーと思ってた方(・∀・)
ぜひ一歩、踏み出してみてください。
↑
こちらのURLからお申込みで40％OFFでお申込みいただけます！
いただいたサポートは本などの学び代として大切に使わせて頂き、珠の泡沫の活動に反映させていきます。よろしくお願い致します。