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なぜ引き寄せがうまくいかないのか?その原因と解消法について

夢ノート、アファメーション、イメージングなど、引き寄せの法則を活用する方法はいろいろあります。

その他にも、いい気分でいること、好きなこと・やりたいことに積極的に取り組むというような心構えや日々の過ごし方として大事だとされることもありますよね。

ところが「いろいろ試しているけど引き寄せがうまくいかない……」というように、いつまで経っても引き寄せの兆しさえ見えてこないという人も少なくありません。

ということで今回は、引き寄せがうまくいかないときによくある原因と対処法について考えていきたいと思います。

欠乏にフォーカスしている

引き寄せがうまくいかない場合によくある原因の一つは、「足りない」「欠けている」など欠乏していることに思考がフォーカスしているケースです。

たとえば「お金がほしい」という願望があって、アファメーションやイメージングに取り組んだとしても、その他の時間のほとんどを「お金がない」という現実に目を向けて過ごしていたりという具合です。

お店で何か買うとき、飲食店で支払うとき、月末の支払いが重なるとき、あなたはどんな気持ちでいるでしょうか?

「お金が減っていくなぁ……」と嫌な気持ちになるのなら、十中八九、普段の生活の中で「お金の欠乏」にフォーカスを当てています。

そうであれば、いくらアファメーションやイメージングに取り組んだとしても思考の方向が変わらないため、望んだものの引き寄せは起きにくくなります。

行動にこだわりすぎて「いい気分」を疎かにしている

引き寄せには「いい気分」が大事、というのはよく言われることです。

そのため半身浴をしたり自然に触れたり、はたまた好きなものを食べたり趣味に取り組んだりなど、気分のよくなりそうなことにいろいろ取り組んでいるという人もいると思います。

しかし本当に大切なのは、そうした行動自体ではなく、そのときに「どう感じているか?」ということなわけです。

いくら気分のよくなりそうなことを実践していても、

  • こんなことをしていて大丈夫だろうか?

  • どれくらいで引き寄せが起こるだろうか?

みたいに不安や焦りがあると、なかなか目に見える形で引き寄せが起こりづらくなります。

現実への執着を手放す方法

欠乏にフォーカスするのも、いい気分になりたくて行動しているのに不安・焦りが出てしまうのも、根本には現実に執着しすぎてしまうことが原因となっています。

もちろん私たちは現実世界に存在しているわけで、現実への執着を完全に手放すのは無理がありますが、それでも過剰に現実ばかりに囚われているうちはなかなか引き寄せがうまくいきません。

それでは、どうすればいいのか?
おすすめしたいのは、瞑想を習慣にすることです。

瞑想に宗教やヨガなどの考え方が絡んでくるとややこしいですが、引き寄せに活用するという観点で考えると、その最大のメリットは思考がフラットになることではないかと思います。

現実で起こる嫌なことが刺激となって、心配や不安・怒りなどが膨れ上がり、それによって思考や感情が現実に囚われてしまいます。

瞑想では呼吸に意識を向けることでその執着から脱け出し、自分の思考や身体について、より客観的に観察できるようになります。

そうすると「あ、今自分は欠乏に目を向けているな」と気づくことができたり、いい気分になりたくて過ごしている時間は不安や焦りなどから距離を置くことができるようになります。

ある程度は訓練というか、慣れが必要な部分なので、できれば瞑想を習慣化していってほしいです。

エイブラハムも書籍の中で繰り返し言っていますが、瞑想は毎日継続して取り組むことがものすごく重要です。

取り組む時間は短くても構いませんし、毎日決まった時間である必要もありません。

はじめは一日5分、慣れてきたら15~20分もやれば十分でしょう。

大切なのは現実の刺激で逆立った心を鎮めること、平たく言えば「ホッとする」ことです。

神聖な気持ちでとか、集中しなきゃ…… などと難しく考える必要はありません。

瞑想のはじめに身体の力を抜くこと、呼吸を観察することを意識すると取り組みやすいはずです。

是非、試してみてくださいね。

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