投資物件内見。売り主の属性を推察する

こんばんは、たまねぎカメラです。

先日物件内見してきました。
販売価格400万円。一戸建て。

リフォーム代は150万円くらいを予想。
家賃は、5.5万円ほど。
利回り20%くらいを総額300万円以内で仕上げる。
そうなると、指値は150万円が限界。
あくまでこれは買主サイドの正義(考え方)です。

さて、どのような物件か見ていきましょう。

現地について内見すると、なんと車が止まっています。
あれ?
裏庭からは音が・・・
相手も何事かと思うので、挨拶をしました。
挨拶すると、庭木や雑草を片付ける業者でした。
雑草袋6袋ほどあり、かなり雑草が生い茂っていた様子。

私は、分割発注が得意な投資家ですから、仲間ならないかと作業員に提案。
その作業員はどうやら、サラリーマンではなく個人事業主。
しかし、親方がいるらしく仕事を依頼するのであれば、親方を通してほしいとのこと。

そうですか・・・
個人事業主であって、収入保障されているわけでないのに。
なんという忠誠心。
個人事業主であれば、別の発注先からの受注は歓迎するのが普通。
今回はその親方と私は面識あるわけではないので、筋もありません。
であれば、その作業員との直接取引もありだと思います。(別の案件で)
結局、連絡先すら聞くことできませんでした。
まぁ、しょうがないです。私の投資理念話す機会するありませんでした。

話を物件に戻します。
家の中は、まったくリフォームされていない状況。壁紙、床、キッチン交換などほどフルリフォームが必要。
外を見てみると、外壁はそこそこ大丈夫ですが、軒天が一部剥がれている。
部分補修が必要な状態です。
周りをさらに見てみると、ぴかぴかな給湯器が。
年度を調べると2023年製造
給湯器は交換したのですね。

これで私の調査は終わりました。
指値は150万円くらいを見ていますが、この指値通るでしょうか?
ここで、この物件の売り主の属性推測してみます。
ポイントは、給湯器と、雑草処理をする作業員
相手が素人と思うのは、雑草処理するなど見た目を良くしようとする。
これは素人売り主の行動。
さらに、給湯器のみ交換するのは不自然です。
外回りをきれいにして、給湯器のみ交換するのはどう見てもおかしいです。
私の推理は、素人投資家だと推測しました。

投資向けに物件を購入した。おそらく300万円くらいで。
リフォームするため給湯器の交換を行う。
内装リフォームの見積もりを取ったところ、300万円以上の見積もりが来てしまった(工務店価格で私の分割発注だと150万円ほど)
合計600万円以上かかってしまうことが判明し、利回り10%下回ってしまう可能性が出てきた。
投資を諦め、そのまま売却に動いた。
このあたりが真相なような気がします。

その後不動産屋に連絡を取りどのような状況か確認しました。
売り主は投資家で、指値には応じるつもりはないとのことでした。
それ以上詳しくは聞きませんでしたが、大体私の想像は当たったような感じです。
この物件を仮に購入することになるとすれば、投資家が損切りを覚悟したときにのみでしょう。
今回はそのステージではなさそうでした。もう少し物件の熟成が必要なようです。

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