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マンガの感想文、とな

お題シリーズが続きます。

いろいろ本を読む自分ですが、実はマンガもそれなりに読んでいます。
幼少のときはドラえもんをはじめとするてんとう虫コミックス系が
多かったですが、ちょうど週刊少年ジャンプの黄金期と年ごろが
重なったこともあって、JCコミックス系も多く所蔵しています。

そんなラインナップの中で、花とゆめコミックス系も100冊ほどあると。
それは何かとたずねたら、はい、『パタリロ!』ですわ。
いわゆるスピンオフやアナザーストーリーものは手持ちがありませんが、
本編は最新刊(2020年3月現在)まで全巻所蔵しています。

きっかけは小学生の頃、遊びに行った叔母の家の書棚を覗き見したこと。
「あんた好きそうやから、あげるわ」と譲ってくれた3巻から9巻までが
最初のラインナップとなりました。
ほどなくして1・2巻も入手したので、当面はそれを読み散らかして
充分満足していたのを覚えています。

大学生になると、キャンパスまでの通学路にはどこでも古本屋があるもので
そこで100円とか150円とかでそれなりの状態のものを見つけると、
持てる範囲内で買い漁って帰り、気がつけば60巻ぐらいまでは古本で
ほぼ揃ったかと思います。
あとは自ずと新刊の発売とともに……となるのですが、
まさかまさかの100巻到達&突破となると、口が◇になるのも
しゃあないかなあと思うほどのロングセラーとなりました。

で、作品の感想を書かなければ。

結局、少女漫画のラインナップにありながらも、
女の子受けするのかどうかよくわからないギャグ連発のぶっとび展開。
だけど画の描き込みはしっかりしているし、キャラはキャラで充分個性的。
そして歳を重ねて気づいたのですが、実はギャグも結構本格派。
元ネタが落語や古典文学などといったハイブロウ(※作者談?)な面もあり
なかなかの味わいも含まれていることがわかります。

もちろんアニメ放映もあった頃の初期の作品が注目されるのは宿命ですが
30巻を越えた後の単行本にもファンならニヤリとするシーンが
多数登場します。80巻を越えると衝撃の事実!?も出てきたりします。

マリネラは常春の国。作者の魔夜峰央は変わらずマイペース。
だからこそここまでのロングランが成り立っているのだと思います。

マヤミネストで、よかった♪

では次回の投稿まで、ごきげんよう。

2020-07-13(mon)/たまなび倶楽部主宰

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