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ブルーバックス 日本史サイエンス〈弐〉

1年半ほど前に、このような書籍について投稿しました。

幡田安弘 著「日本史サイエンス」というブルーバックスシリーズの1冊なのですが、なかなか興味深く読むことができた著作でした。

そして最近、続刊が出たのを知り早速購入。まず読了。
もちろん電子書籍ではなく、書店で購入しています。

今回は卑弥呼&邪馬台国、朝鮮出兵(壬辰丁酉倭乱)、日露戦争(日本海海戦)について触れています。もちろん前作と同様、船に関連する考察がとても深く、それ以外の視座においても論理的でかつ当時の情勢も加味した内容となっていて、今回もなかなか満腹感ある知見を得ることができました。

気が早い話ですが〈弐〉が出たということ〈参〉があることを期待してしまいたくなるシリーズとなりましたが、さて。

おお、1つだけ留意点があるとするならば。

まっさらな感覚で読むのはもちろんいいのですが、もし余裕があるならば少しばかり当時の状況をある程度把握しておいてから読むのがいいかもしれません。小中学校の歴史の範囲だと「これ、どういうこと?」となる話もいろいろ出てくるので、日本史だけでなく世界史も少しかじっておくぐらいがちょうどいいかと思います。

それでは次回の投稿まで、ごきげんよう。

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