”正確な情報”をリサーチする方法
目指せ WEBライター検定3級! 私の学習帳 : part 2
”正しい情報”を手に入れるのは、中々に大変です。
この記事は、クラウドワークスに登録すると視聴できる”受験前の参考動画”『WEBライター検定3級講座』を視聴した私が、重要だと感じたポイントをまとめたものです。
加えて、動画から学んだことをベースに私なりに調べ、噛み砕き、時には例を交えつつ、『3級取得のための学習帳』として整理してみました。
3級取得に向け、歩きはじめた私がまとめた学習帳ですが、良ければご活用ください!
今回のパートで学ぶのは”正確な情報の手に入れ方”です。
実は、長らくメディア関係の職に就いていた私。WEBを使った情報収集は毎日のようにやっていました。
ですので、虚実混交なWEBの海から”正しい情報”を掴み取る術には、少しだけ自信があります。
当時、私が気を付けていた点を思い出しながら、まとめていきたいと思います。
※ 今回の記事は、【チャプター2】の計2動画分になります。
本当は次の”著作権”の内容まで盛り込みたかったのですが、文字数が大変なことになってしまい、分割することにしました…。
WEBライター目指して、しっかりと学んでいきたいと思います!
動画 『WEBライター検定3級講座』を視聴して、重要だと感じた 私なりのポイント
※ 今回の記事は、【チャプター2】の計2動画分(動画No.6-7)になります。
正確な情報を正しい手段で収集し、正しい日本語で書く。
webライターになるには、これら、3つの正しさを理解することが必要のようです。
〈まとめ〉
ネットの記事
=拡散力が大きい
=誤った情報や、著作権の濫用で被る被害・影響もまた大きい
→ ”正しい” 記事が求められる。
情報源にした記事に誤りがあったとしても、「参考にした記事が間違っていたから、私も間違えたんだ!」などとは言えません。自分の記事は自分で守る。これが鉄則。
信頼のおける機関・人物が発信している情報源であることが最重要
私が常日頃やっていた情報収集の方法をまとめてみました。
動画で言及されている内容と被る箇所もありますが、重要なことはただ一つ、「怪しいサイトの記事には手を出すな!」です。
■私が実践してきた ”正確な情報源”のリサーチ方
1、個人ブログやSNSはNG。匿名で発信している記事もNG。
情報収集の取っ掛かりとして使うのであれば最適なのですが、それをそのまま引用するのは、絶対にダメです。必ず裏を取る必要があります。
2、 雑誌は”情報源”ではなく”ネタ探し”として使う。
これは完全に個人的見解です…。
雑誌のリサーチ自体は「大宅文庫」を利用するなど、(有料ではありますが)割と簡単に叶いますし、記事のネタ探しツールとしては最高なのですが、”正確な情報源” か否かの判断には悩まされることになります。
というのも雑誌は、割と最近のものであってもすでに廃刊していることも多く、記事の真偽について問い合わせようにも、一苦労なのです。
【大宅文庫】のWEBページです ↓↓ 雑誌ならなんでもあると思います。
https://www.oya-bunko.or.jp/web_oyabunko/tabid/73/Default.aspx
3、「記者クラブに加盟しているメディアの配信記事」を参考にする。
”正確な情報源”として最適なのは、通信社、新聞社の配信記事です。
とはいえ時には誤報もあります。ですので、1つの記事だけを参考にするのでなく、他社の記事にも目を通し、同じ内容であることを確認することが重要です。
4、「有識者(専門家)が書いた記事」を参考にする。
有識者や専門家は、自らが持つ知識を武器に仕事をしている人たちです。よって、彼らが書く記事の信憑性は高く、”正確な情報源” にはもってこいです。
また、大手メディアに同系の記事を頻繁に発信しているような人であれば、尚のこと信頼度は高くなります。
ただし、時々ですが、”自称有識者” や ”元有識者(過去の事例には詳しい一方で、最新情報には疎い有識者)” もいますので、お気を付け下さい。
ちなみに、有識者・専門家か否かは、記事の署名や肩書から判断できます。
※注意点 ※
大手メディアや有識者は ”正確な情報源”を発信する一方で、そこに "独自の考えや予測” を交えて論じます。
よって、メディアの配信や有識者の記事を参考にする場合は、”客観的な事実” なのか、それとも、”それを元にした意見・論評” なのかを見極める必要があります。
5、確実なのは「取材」。しかし、時間が掛かる場合もあり、一長一短。
質問状を送って回答をもらうという方法が、”正確な情報源” の入手法として最良ではありますが、取材相手によっては時間が掛かります。
時には、質問状を送る前に企画書の提出を求められることもあり、急いでいる場合にはヤキモキさせられます。
WEBライターとしてデビューできていない私には想像することしかできませんが、短期間で執筆しなくてはいけないWEBライティングの場合、「取材」というのは現実的ではないのかもしれません。
6、充分に裏取りした上で、参考・引用していく
例えば、参考にしたいと思った記事が「転載記事」だった場合、改変されていたり、転載者の主張や解釈が加わっていることがあります。
”正確な情報源” なのかという判断は、転載元の記事を確認するしかありません。
また、 ”正確な情報源” だと確定付ける前に、「裏取り作業」も必要です。
他の記事にも目を通し、情報に食い違いがないことを確認します。この「裏取り作業」を行うことで、万が一を防ぐことができるのです。
wikiもまた転載記事のようなもの。誤情報が紛れている可能性大です。
wikiのページの下部には、情報のリンク先『出典』が載っている場合がありますので、必ず活用するのが吉です。
7、更新日(配信日)をチェックして、”いつ時点の情報なのか” を確認。
情報源にしたい記事の更新日を調べることで、”いつ時点の情報なのか” を知ることができます。
注意すべきは、情報は時間と共に変わっていく可能性があるということ。
最終更新日から時間が経っている場合は、警戒度UP。更新されていないだけかもしれません。
また、『現時点では掲載情報通りの「A」で間違いないが、まもなく「B」に変更することになっている』ということもままあります。
更新日の確認だけでは不安だと感じたら、直接確認してしまうことです。面倒くさいですが…。
9、企業の公式サイトを情報源にしたい際は、「プレスリリース」もチェック。
企業の公式サイトにおいて、”正確な情報源”かつ最新の情報は「プレスリリース」に掲載されます。
また、プレスリリースには問い合わせ先が必ず記載されています。ネガティブな質問でなければ、意外と丁寧に回答していただけます。
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【追記】
動画内で 、”公的機関のサイト=信頼のおけるサイト” とピックアップしていたのですが、少し思うところがありますので記していきます。
「公的機関のサイト」を参考にしたい場合について
省庁や役所など公的機関が発信する内容の情報は、確かに”正しい”です。
しかし、理解しておくべき点があります。
1、公的機関のウェブサイトの更新は遅い。
特に、統計関連の最新情報はアップされまでに時間がかかります。webページの深部に行けば行くほど、情報の更新がされていない(間に合っていない)傾向にあります。時には1年2年といったスパンで未更新のままということも。
問い合わせをして最新情報を得るという手もありますが、公的機関のレスポンスは比較的遅いです。(※あくまで、個人的見解です)
そんな時は、記者クラブに加入しているメディアの情報を探ってみて下さい。
メディアが既に当該情報を配信している可能性があります。
もちろん、全ての公的機関のサイトが最新情報を載せていないとは言いません。”最新情報ではない場合がある” ということです。
2、公的機関によって情報が異なる場合がある。
例えば「○○祭の来場者数を調べたい」とします。
その場合、その祭を仕切る実行委員会、その祭の開催地の観光協会や市町村、さらにはその上の都道府県に国と、情報を入手できるであろう公的機関のサイトはいくつかあります。
しかし、Aでは『およそ2万人』、Bでは『1.5万人』、Cでは『毎年2万人を超える』といった具合に、各サイトに掲載されている情報が、統一されていない場合があるのです。
実はこの”差”、信憑性に欠けた情報に思えるのですが、 誤情報だと言い切れない場合もあります。
時に「祭りの来場者数」のような目算・概算に頼るしかないような統計情報は、実行委員会や市町村、さらには県など、それぞれの担当者が、”それぞれのカウント方法”で弾き出します。その結果生まれるのがこの”差”です。
「アレレ?」となる”差”は意外にありますので、そのような事態に遭遇したときは、”自分が欲する内容に最も都合の良い情報” を選択するのが良いと思います。
ただし、出典の明記は忘れるべからずです。
公的機関によっては、「私たちが出している情報と違う!」とクレームを付けてきます。要注意です。
〈まとめ〉
”誤情報かもしれない” という危機感を常に持ち目を光らせて ”正確な情報” を収集していく。
詐欺に注意するのと同じ要領。常に慎重に。
次は「著作権」に関する勉強です。
法律が絡んでいるというだけで、腰が引ける私。頭が痛いです。
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いつか母と仲良くなれたら、母と私と猫さんで旅行に行きたいと思っています。 野っ原をのんびりと散歩。 母との生活は始まったばかり。 夢は大きく、まだまだ諦めません^^