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神のダリア

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神が魔性の花と呼んだのか?ダリアの魅力に取り憑かれ、神様となった人がいます。

上の作品画像は黒蝶という名のダリア。「優雅」「威厳」という花言葉があります。

ダリアの神様と呼ばれる、鷲澤幸治さんが作った品種です。ダリアを華麗に蘇らせた方で、花業界で知らない人はいないでしょう。

フランスで開かれた国際ダリアショー(国立フランス園芸協会主催)で外国部門の最高賞、ファーストグランプリを受賞という快挙。

私は、フランス国立園芸協会のディプロムを持っています。

パリのバガテル(バラ園)にて、パリ市と国立園芸協会主催でインターナショナルコンクールがあり、そこで鷲澤さんと同じく、ファーストグランプリをいただきました。

いえ、園芸家が新品種の開発で賞を取るのと、アレンジメント部門で賞をもらうのとでは全く格が違うので、一緒にするのは恐れ多いのですが、花の都パリで日本出身の何かが賞を取るというのは、並大抵ではないのです。大きな自信になります。

鷲澤さんは以前に、NHKのプロフェショナルにも出演されていました。ダリアの神様は、はじめは貧乏神だった様です。ダリアに魅了され、家族からは見放され・・・その人生は壮絶です。

今では、日本で流通する7割のダリアの生みの親だというから驚きます。昔は、田舎に行くと畑に咲いていて、仏壇に飾られていたイメージがありますが、今では高級品です。

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大輪咲きのダリアは、それだけで存在感があるので、サプライズ感が増す贈り物になります。

日本が誇るダリア。


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