美しい進化
目黒川の桜並木は、徐々に色を付け、落ち葉が川面に揺れる季節を迎えました。
まあるい薄ピンクの雲も姿を落としていました。かわいらしいこと。
そんな朝の情景を眺めていたら、”もみじ”の花言葉を思い出しました。
「大切な思い出」「美しい変化」
自然は美しい変化をもたらす秋。葉を全て落としてしまうのは、春に美しい花を咲かせる為。
人間が「花を咲かせよう!」「春よ来い!」と力む姿は見苦しい。
人間にとっての秋は、「美しい進化」でありたい。終わりに近づいていることを受け止められるからこそ、進化できるのだから。
執着せず、緩やかに散る姿は美しいです。
先日、軽井沢で赤く色づいたひと枝に、日光が当たって輝いていました。
今頃このもみじは、野山を真っ赤に染めつつあるのでしょう。
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