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全てを癒し新年に向かう

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昨日、今年最後のレッスンでした。人それぞれに、様々あった2020年だったことを痛感しています。

年末になると、そろそろ一年の締め括りという感じがするのでしょう。私を含めて一年の総決算的な態度で花に向かう傾向にあります。

しみじみと、その方が活ける花が、その人そのものだと思うからです。

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明るく来年への抱負を語るというよりも、花を通して今年抱えてきたあれこれを浄化するというような姿勢が見られました。

それを私はただ受け止めるだけしかできませんが、花があることで、よりマイルドに受け止めることができる気がしています。

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教室を開く身としては、様々なことを考えながら慎重に事を進めなければならない日々でした。

先日の記事では、好きな事をする生き方という内容を書きましたが、好きなことができない日々もまた人生です。

その乗り越え方が、その人の未来の糧になる気がしました。泣いても笑っても、怒っても、必ずそれを終える時がやって来る。

それを待つのか、自ら手放して止めるかの違いは大きい。終わらせ方が大事だと今年の最後に思い知りました。

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昨日の最終レッスンでは、「花を続けて来られて、本当に良かった」と言い残して生徒さんが帰られました。

それを見送る私はどんなに幸せか。花よりも人に救われ癒されている事をあらためて思い知るのでした。

誰にとっても、平和なお正月でありますように。しんみりと、そう祈っている大晦日であります。

どうぞみなさま、良い年をお迎えください!


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