暇で忙しい軽井沢ライフ
苔と雪のコントラストが美しい山道をテクテク歩く。今年はこうして散歩が楽しめるなんて、ほんとうに幸せ。
今年の軽井沢は寒い様で暖かくもあり、晴れの日が続く。お正月に降った雪があっという間に解けてしまう。
食事の予定意外に決まったスケジュールがない日々は、なんと贅沢なのでしょうか。しかし、山の暮らしというのは、気がついたらすぐになんでもやることが重要だ。
家のまわりで、枯れ木を拾って、ポキポキ折っておく。こうしてしばらく乾かしておかないと焚き付けに使えない。
薪ストーブの炎は家中を暖かくしてくれて、東京の暮らしよりも暖かい。家に遊びに来てくれる人は、薄手の着替えを持ってくるほどだから。
そんな風に、のんびりしていたかと思いきや、急に忙しくなるのが軽井沢ライフの常。
不測の事態に備え、気付いたら早めにアクションを促すのは、たいてい夫であります。買い物に出る時も、友人宅へ行く時も、道路状況や道のコンディションを考えて、急に「出かける!」となるから慌ただしい。
さて、昨夜は友人宅でのディナー。喪中仲間が増えるお年頃で、キラキラしたお祝いの宴ではなく、少しずつみんなが持ち寄った前菜が並び、そこからしゃぶしゃぶへ・・・
来た。
なぜかこの子に好かれて(?)
動かない💧
股挟みの術。
この日は、人間よりも犬の数が多く密ですよ〜。
人も徐々に増えて行き、あともう一人分、あともう二人分とお皿が増え、円卓いっぱいにみんなで座っていた。
「円卓って素晴らしいね。どこまでも人数が増やせる!」と、友達が言った。
コロナが私たちに植え付けたのは、人が集まらない事ではなく、誰と集うのかという事だと思う。
安心して、共に過ごせるのは誰なのか。ほんとうに会いたい人は誰なのか。
淡く積もった雪は、太陽の下で跡形もなく消えて行く。
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