WinActorの作成手順
私流の作成手順です。いい方法かどうかわかりませんが参考までに…。また途中で追記します。
WinActorの作成レベルについて
株式会社NTTデータが実施している「RPA技術者検定 エキスパート」に合格できるスキルが身についていれば、WinActorで作成したシナリオを客先へ納品できるレベルといえるそうです。
1.まずはWinActorの保存をする
シナリオファイルパスの取得をする場合があるので、念のため保存を。実施しておかないと、ライブラリ[シナリオフォルダのファイルパス]を実行したときにパスが取得できない。
2.作業でどんな作業をするか確認
作業内容によってあらかじめ追加する変数・ノード・ライブラリがわかる。
【Excel】
以下の変数が必要。
・ ファイル名
・ シート名
・ 実行結果の変数(保存の作業がなければ不要)
【繰り返しの作業】
ノード[繰り返し]を設定
ノードへの条件設定には注意。パターンはだいたい以下の通り。
・ ある条件が出るまで無限ループを作る
・ 処理回数が決まっているパターン
以下の変数が必要。
・ 最終行の取得
・ 行のカウントをとる
場合によって必要
・ 初期化するためにノード[変数値設定]で行のカウント設定
・ 行数の変化があるときはノード[カウントアップ]を設定
3.変数の設定
● 最初に使用するファイルへのパスを代入する変数を作成。
何度も参照する場所があれば、共通部分のパスをあらかじめ作成。
仕様書に使用するファイルのパスが記載されているならそちらから
作り始める。
● どんなファイルを使用するかであらかじめ入力できる。
Excel・CSVファイル ⇒ 変数:ファイル名・シート名
テキストファイル ⇒ 変数:ファイルパス
● 1行ごとに処理する場合は、最終行を取得する変数を設定しておく。
● 繰り返し処理ではカウントするための変数が必要。
4.処理内容
処理内容について確認する。処理によっては型が決まっているものがある。
インプットボックスへの入力時はエラーチェックを入れる。
<例> 日付指定・特定のファイル名に決まっている場合 etc.
監視ルールを設定する必要があるときは「監視ルール一覧」で追加できる。
転記の時はカウントの変数を作る。
Excelのデータ処理は最終行を求めておく必要がある
Excelへの値の代入は1セルずつ
Excelへの値の読取は1行ずつ
月末の日付はライブラリ[日付計算]2つで算出可能
(その月の1日から1か月後を求めて1日分過去に戻る)
画像マッチングの場所がページの下にあるならスクロールでマッチする場所へ移動する。
5.処理作成時の注意点
チェックしながら仕様通りに作成すること。
変数の値がつど変化する場合は、実際に細かく動作確認をする。
<例> パスの作成・今年度から来年度を求める etc.
仕様通りに動いているか最終確認すること
<例> 変更不可のものを勝手に変更していないか
指定通りのメッセージになっているか etc.
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