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教員88日目(1年目)全校生徒参加!子供が作る学年の壁を超えたリモート交流集会!!その裏側!!

一年生が朝教室に入ると、大型ディスプレイには、いつも見えるはずのない6年生の教室の様子がそこには広がっていました。

学校響き渡る歓声

子供の笑顔が各教室に広がり、温かな空間が、そこにはありました。

本日は、児童主体の委員会活動の一環で、zoomのブレイクアウトセッションを用いたリモート交流集会を実施しました。

学校の環境的に、パソコンで音声を拾うことや映像を撮ることはできないので、書画カメラを用いて映像だけ他のクラスと繋ぐことにしました。

そして、2つクラスで1つのビンゴカードを使って、放送でビンゴの数を言い、数があった時やビンゴをした時にするポーズを決め、放送でタイミングを他のクラスと合わせて、交流するという内容でした。

学校が再開されてから、全校生徒で集まることもなく、日々が進んでいました。

そのため、初めての学年を超えたイベントだったこともあり、朝から子供達のテンションは高く、集会が終わるまで子供の笑顔を絶えることはありませんでした。

何より校長先生が嬉しそうでした。

集会後校長先生からも、

「よくやってくれたね。」
「ありがとう。」

と言って頂けました。

振り返りの時の子供達の顔は、とても満足そうで、やり切ったって想いが伝わってきました。

そんな素敵な舞台の裏側には、一年目の僕と委員会の先生の血の滲むような努力がありました。

まず、委員会が始動してから二週間でこの集会が開催されることになり、その準備に休み時間はほとんどなくなりました。

子供の話し合いにアドバイスや、クラスに配るお便りの作成、打ち合わせ等の日程調整など、マネジメントに日々追われます。

そんな中でも子供主体で作っていくことが大事。

ビンゴカードをどうすれば交流しながら作れるか、音の無い中でどうやって交流するのか、アイデアを出し合い、まとめていくプロセスを見守る。

そうやってできた今回の集会。

僕が担ったのは、これに加えてハードの部分だ。

これまでzoomを使ったこともない先生達に、Chromeをダウンロードしてもらい、zoomに入る練習をしてもらった。

一年目が職員会議で、zoomのやり方を書いたレジュメを配り、他の先生方が都合のいいタイミングで、一人一人やり方を教えていった。

前日の夜には、学校が閉まるまで、全教室の書画カメラ及びその他機器のセッティングをしてから、zoomのレクチャーを他の教員に行った後に、通常のクラスの授業の準備と丸つけに追われる地獄のような時間を過ごした。

色んな先生に手伝えることがあれば、とは言われるもののハード面で僕以外にできる人がいない現状なので、僕が走るしかありませんでした。

なんとか前日夜にzoomの入り方がわかる先生が何人か出てきました。

それでも当日朝までzoomに入ったことがある先生が半分くらいだったので、不安しかありませんでした。

そして、今日の朝

7時からスタンバイして、来た先生から順番にzoomに入ることをお願いします。

パソコンの電源が落ちる人、書画カメラが使えない人、パスワード忘れる人

本当に色んなトラブルが最初から最後まであり続け、その都度走り続け、気づけば階段を10往復していました。

それでも、やってよかったと思えています。

子供が達成感に満ち溢れ、教員も興奮を隠せない様子でした。

やっぱり交流するって大事だな。

こんな時代だからこそ、初任者でもできることをこれから全力で取り組んでいきたいです。

来週からもいまも全力で駆け抜けよう!!

サポートして頂いたもの、全て教材の作成費用等の子供たちのために使わせて頂きます。