noteをはじめた理由

仲のいい友人が何人か使っていたので、わたしもnoteをしてみようとおもって、はじめた。

2020年がはじまって、2週間が経った。仲間内で小さな新年会をしていると、今年の目標という話になる。

わたしは、あまり本音や本心を言わない人だと思う。これは昔からの性質ではなく、ここ数年の性質。親しい友人に、最近すべては話さなくなった。(そうなった理由についてはまた別の機会に書きたいな)

だからこのまえ自分でもおどろいた、「今年はどんな年にする?」と問われて、わたしの口からするすると、「人前で泣いてみたい」ということばが出てきたことに。

人前で泣くことを、わたしはずーっと禁じてきた。それは、お姉ちゃんだから。泣くことはいわゆる「女」の武器になってしまいフェアじゃないから。泣けば解決するわけじゃないから。感情は出してはいけないから。泣くことは甘えていることになるから。「わたしは強くいなければならないから」。

ずっと強くいなければならないとおもって、やってきた。そのおかげでうまくいったことはたくさんある。女子校生活、父親との戦い、勉強、自立心の芽生え、仕事、海外での生活。

でもこのところ、弱さを表に出してこなかったことによる心のほころびを感じている。夜寝る前にいつも泣いてるのがその証拠。おかげで翌朝、涙袋がちょっと腫れてる。

映画や芝居で泣ける瞬間はよくある。母親と観劇するときや友だちと上映会するときに、感動的で泣ける場面でも、ぜったいに泣かないようにがまんしていた。わたしが泣いてもいい場所は、おふろとおふとんの中だけ。確実にひとりの場所でなきゃ、泣いてはいけなかった。

でもそれをそろそろやめたい。自分の感情を思いのままに出したい。そうしたら、心のほころびはすこしラクになるだろうと思う。だから、手始めに「人前で泣いてみたい」なんてことばがすっと出たのだろう。ちなみにそのときの話の相手は古い友人で、かなり本音を話しやすい人、だとおもう。

どうも今のわたしは自分の弱さを認めて、本音や本心をアウトプットして、すこしラクに、身軽に、のびのびしたいらしい。それから、「しなければならない」を減らして「したい」を増やしたいというのも、年始におもったこと。

本音や本心のアウトプットを、もうすこしオープンな形でしていきたいなとおもったときに、行きついたのがnoteだった。(とはいえ、ルールは全然わかっていないけど)

というわけで、note生活のはじまりだ。ゆるゆる行こう。

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