Unity1week お題「密」に参加した話
Unity1weekに参加しました。2回目の参加になります。
今回は1週間をどのように使いゲームを作成したのかと、反省点を書いていきたいと思います。
今回作ったゲーム
今回作ったゲームがこれ
『密輸simulator』です。
シミュレーション系のゲームで各国の「情勢」を気にしながら密輸を行う。といった内容になっています。
プレイ時間は8分~となってます。よかったら遊んでみてください。
お題発表からテーマ決め
日曜日から月曜日に変わった夜、お題が発表されました。
気になるお題は・・・「密」!
寝る前に少し密について考えてみたところ、「内密」、「秘密」、「密室」の3つでした。前回のUnity1weekは謎解き系のゲームを作ったので今回も似た系統にしようかなと思いながら就寝…
朝起きると一変違う系統のゲームを作りたいと思い立ち、テーマは「密輸」に決定しました。
1日目(月曜日)
思い立ったが吉日、早速「型」を作っていきましょう。
私はポップな雰囲気が好みなのでドット柄の世界地図をチョイス。
また、ゲームイメージとしては6州を選んで貿易をするというものなので6州をバラバラにカットしてUnity内に配置……
2Dゲームってどうやって画像とか配置するの?
Unity自体は触る機会があったのですが、今まで3Dのゲームしか作ってこなかったため2Dゲームの勝手が分かりませんでした。
なんとかやり方が分かり1日目が終了しました。
2日目(火曜日)
ゲームの核となるシステムを作っていきます。
まず、それぞれの州に色付けを行いました。これは自分は今どこと密輸しようとしているかを明確にさせるためですね。
次に、どこと密輸しているか分かりやすいようにラインを表示しました。
後は、申し訳程度に各州のパラメータ(利益や損失など)を設定できるようにしたり、時間が刻まれたり、情勢がランダムで決まったりなどを作って2日目が終了しました。
3日目(水曜日)
2日目の延長線上となる作業を進めていきます。
といっても、やったことは1つ。2日目に作った情勢がランダムで決まるのを可視化したことです。文章を考えてTextにぶち込むプログラムを作っただけ。それだけしか行わず3日目が終了しました。
Twitterの報告でも分かる通り前作に比べて絵作りが雑です。この時はどんな見た目にするか決めていなかったので焦っていました。
4日目(木曜日)
4日目はサボっていた見た目(絵作り)に取り掛かろうと思います。
シミュレーション系のゲームを作るのは今回は初なので、まずはネット「シミュレーション ゲーム」で検索しました。今回見るべきポイントは
・どんな形のUIが見やすいのか
・このゲームのイメージに行った色合いはどんな色なのか
というのを考えながらイメージを膨らませました。
「作ってみてUnity内に配置しては消して」を何度か繰り返しシンプルなUIに決定。
次にUIの配置場所ですが、右に縦に配置するか下に横に配置するかで悩みました。右に配置することで収まりはよかったのですが、情勢を表示する吹き出しの場所が喪失。全体的な収まりを考え下に配置することに決定。配置をし終えて4日目が終了しました。
制作者の個人的な感想として3日目のごちゃっとした雰囲気から4日目の引き締まった雰囲気になる感じが「あー、ゲーム作ってる~」って感じがして好みです。
5日目(金曜日)
スタート画面とエンディング画面の実装をします。
今回はマルチエンドにするためにルート分岐のプログラムとそれに伴いゲームに使用するアイコンを作成。この時にタイトルも決めてしまいます。
出来上がったタイトル画面がこれ
「密」を見たときに箱っぽさがあると思ったので、船に乗っているコンテナに「密」を紛れ込ませてみました。
そうして5日目が終了しました。
6日目(土曜日)
BGMとSEを追加し、放置状態だった貿易に関するパラメータをいじりました。
BGMとSEはフリーのものをお借りします。
今回BGMとSEを探して思ったことは意外と「チャリン♪」っていうコイン音がないということ。1時間くらい探して「まあ、これなら」というSEを見つけました。
この日のパラメータいじりはあってないようなものでした。7日目にまたパラメータをいじるのだから...
そうして6日目が終了しました。
7日目(日曜日)
最終日です。パラメータの調整を早々に終え...終え...終えられませんでした。
感覚のみで調整していたのですが、項目が多すぎる。バグは開発中に見つけ次第潰していたので、あまり見つかりませんでしたが結局午後5時に終了
デバッグは早めに終わらせておきたい派の私はデバッグを開始。そして、プレイ。あ、あれ?VideoPlayerで流しておいた映像流れてないんだけど。
この時は焦りました。どうすればいいのか分からないので検索。どうやらWebGLではVideoPlayerは動かないらしいです。慌てて作業をし、連番画像をfor文で表示させるプログラムを作成。無事動いたのを確認し時間内に投稿完了。
結果
評価やコメントをして下さった方ありがとうございました。前回よりも評価とコメントが少し増えてうれしい反面、前回よりも落ちた評価を見ると悔しいです。しかし、雰囲気が予想以上高かったのが意外でした。
反省点
今回の作品は難易度が高すぎました。理由は大まかに分けて2つあります。
・今回の作品に対して気持ちが乗り切れていなかったこと
前回の作品はUnity1week初参戦を飾るゲームだったので熱量が今回の比ではなかったのですが、今回は投稿を終えて致命的なバグがない限り手を加えなかったのです。コメントにもあった難しすぎる難易度を早く修正すればもっと輝ける作品であったのにそれをしなかったのが悔やまれます。
・難しすぎる難易度
上記でも記述した通り、今回の作品はとても難しいです。理由は自分でプレイしてみて、友達などにプレイしてもらって遊びやすく難易度調整が行えなかったのが失敗です。絶対自分や自分以外の人に一度プレイしてもらえる時間を設けるほうがいいですね。そうでないと、「成功エンド」や「友好エンド」を作った意味がありません。作ったからにはプレイヤーに見てほしいですからね。
まとめ
前回よりも評価は落ちましたが、前回と同等の時間をかけてゲームを作成をし、2Dゲームのことなどを今回は学ぶことができたので参加して悪かったとは思ってません。反省は次に繋げればいいですからね。それにシミュレーションゲーム作ってみたかったので、楽しかったです。
終わり
初めてnoteを使い、初めて物事に対してこんなにも振り返りを行いましたが、どうだったでしょうか?長い文章をここまで読んでいただきありがとうございました。
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