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【まちづくり】土でも風でもない私。みんなでつくる大湫のミライ総合計画プロジェクト第一弾!

こんにちは!いつも何かに挑戦していたい、タイルメイド代表の玉川です。今週の豪雨、全国的に大変な被害がでました。私も住んでいる古民家の一部に雨漏りがあったり、会社も若干浸水しました。まとまった雨が降るとタイルを作る部屋にいつも水が溜まってしまいます。(幸い、大きな被害はありませんでした。)被害の大きかった地域の一刻も早い回復を願います。

昨日は、今取り組んでいる、私の移住先・岐阜県瑞浪市大湫町(おおくて)の未来の【総合計画策定】のための第一弾の話し合いでした。

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平日の仕事後、子育て中、お忙しいみなさん集まっていただき、町の未来を考える会を設けさせてもらいました。

プロジェクトを進める私たちからすると、大湫町という地域はとても恵まれている地域だと思います。これまで20年以上かけてまちづくりに取り組み、その成果がではじめ、移住者も増え、町の子供も増えている。そして、こうやって、平日の夜の時間を割いてでも集まって町の未来を考える若者がいる。その上、このプロジェクトには、未来をしっかりと見据えてプロジェクトを動かす若手のプロフェッショナルメンバーや若手議員も入ってくれている。昨日は、全国を見渡してもこんな「揃っている地域」があるだろうか?と改めて思い、感動しました。
深夜24時ぐらいに、プロジェクトを進める園原さんと興奮してました。プロジェクトマネージャー、興奮して、ひらめきを書き留めています。笑

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まず前提として、大湫町の人口は70代60代が半数を占めていて、50代以下になると人口が半減する。町を持続させていくことを前提に考えると、半減する担い手で今までと同じ取組や行事を続けていくのは難しいということ。

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今回の総合計画策定に向けた第一弾の話し合いで出てきた意見も、みんな筋が通っていました。
・役が多いことが負担で戻ってこない若者もいる。
・神事は重要!これからも大事にしたい。
・人口が半減するから行事も半分に集約したらどうか?
・減らせるものなら減らしたいが、実際どうやって減らすのか?
・行事を集約することは、町が存続していくためには、いいことではないか?などの意見が出ました。

私たちがやろうとしていることは、ポジティブで華やかな、交流人口増でも移住者増でもなく、何を減らしていくかという、一見するとネガティブな要素もある取り組みも入っています。これからそれを提案していくことも、きっととても労力がいります。でも、それにトライするのはみんなの共通の願いとして「この町を繋いでいきたい」という想いがあるからです。
この町は、役者は揃っています。先日講義いただいた名古屋大学の高野先生は、大湫町のことを「周回遅れのトップランナー」と言ってくれました。いままさに私たちがやろうとしていることは、大湫町のみならず、全国の地域がこれまで取り組んだことがないけれどこれからの地域に必ず必要とされることだと感じています。

そんな中で、私は、ひとつの地域に飛び込んだフレッシュな移住者として物事を考えていきたい。それは、「風の人」(一瞬関わり風のように去っていく人)や「土の人」(その地で生まれ育った人、その地で暮らす人)のどちらでもあり、どちらでもない人だからこそ考えられる立場で考えていきたいと思っています。

それは、時に住民目線で話をし、時にこの地の真の苦労は理解できないと自分を客観視することなのかもと思います。無責任にものが言える(&そう思われている)からこそ、責任重大なのだと思います。

土でもあり風でもあることは、
土でもなく風でもないということ。
そんな、重さを感じつつも、軽やかに動けるところが好きなんだろうなとふと思った今日でした。

これから私たちは、私たちが取り組む【持続可能な地域の総合計画作り最前線】を取材・視察してくださる方を募集しています。ありがたいことに、実際、すでに私たちの会合や打ち合わせを見学したいという声をいただいています。
岐阜県瑞浪市大湫町を題材にして、これから、全国の地域で向き合っていかねばならない答えのない問い「人口減少の中、地域をどのように持続させていくのか?」の考えていきたいという地域の方々をお待ちしています!ぜひディスカッションしていきましょう。私たちはこの大湫町で、もちろん美しいだけではないリアルな地域の現状と、そこから見えてくる日本のひとつの地域の明るい未来をご紹介していけると信じています!

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