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エッセイvol.2

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2019年11月の記事一覧

14600

今日がまた終わっていく。

それをあとどれくらい感じることができるのだろうか。もちろん、(意識があるのかはわからないが)死ぬ前日までの日数分だけだ。

40年生きるとすれば40×365=14600+α(うるう年)分

14600回感じることができるのである。いや、14600回しか感じることができないのかもしれない。

こういうこととを考えてしまうのは、メンタルが弱っている時と思われがちだが、そんな

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ちょっとした一言

何年か前に君が言ってたことがようやくわかった気がする。

先生とか両親に言われていたことをおとなになってから理解することは多くある。それに近い感覚を最近覚えた。恩師でもなんでもなく、友人だった人が言っていた言葉だ。

詳細を記すつもりはない。ここでは内容が重要ではないからだ。

ぼくが感じたのは、大きくお世話になったとかそういう関係じゃなくても、こういったことがあるんだなぁという感慨深さ。

誰が

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昇華

ぼくは書くことで昇華することができない。消火も消化もできない。

書くことが好きな人の中には、なにかが起こった時にそのことを書いて成仏する。もしくは昇華するということができるという。

そういったことをぼくはできない。こどもだからなのか、文章力の問題なのか、それとも気持ちの問題なのかはわからない。

とにかくできないのである。消化や消火もできない。ただ自分の中で消えるのを待つだけなのである。

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癒やしな出来事もあった

楽しいこともあれば、面倒だなということもあるし、いやだなってこともある。生きていれば。

今日はまさしくそんな日だった。楽しいこと、イヤだなと思ったこと、面倒だなと思ったこと、それぞれが起こった。べつにだからといって取り乱すわけではないのだけれども、いろいろと思うことはあるわけで。

それの癒しになるできごともあったから、プラスマイナス0といったところだろうか。

ぼく自身、人生で大きくプラスって

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思い込み

今日はおしゃれな街へ取材に行った。

それだけでぼくがおしゃれになった気がするから不思議だ。1ミリもおしゃれになってないし、今日着ていた人生で初めて買ったダウンジャケットはユニクロだ。

でも、街にはそういう力(パワー)がある。おしゃれな街へ行くと、おしゃれになった気がするし、元気な街に行くと元気になった気がする。もちろん、なってなく錯覚ということがほとんどなのだけれども。

これは大晦日に格闘技

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おもった

生き方を変えようと思った。

理由はない。なんとなくそう思っただけであり、とくに信念めいたものが思いついたとかそういったものではない。

思ってばかりだけれども、思っただけだからしょうがない。

生きるってなんなんだろうなぁと考えさせられてるのである。ほんとに。

束の間の

急に暖かくなった。

これから少しずつ暖かくなるのだろうか、と錯覚してしまう。まさに春の訪れのような1日だった。

今日は11月24日である。春にはほど遠く、晩秋なのか初冬なのか細かいことはわからないけれども、そんな季節だ。

暖かいのも1日だけ、その可能性が高い。それでも、束の間の暖かさでも心地よさは春のそれと変わらない。

たまにはこんな1日があってもいいかな、って思える日だっ

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気概

12月の予定が埋まってきた。ありがたいことである。

今年のオフは比較的、多くの人と会っている。すなわちお金をたくさん使っているということでもある。さらにいうと、多く人と会っているということは、仕事をする時間が少ないということだ。

ぼくは潤沢な資金を持っているわけではない。吹けば飛ぶ、というフレーズがこんなにもしっくりくるフリーライターもいないのではないだろうか。という感じである。

自転車操業

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積み重ねなんだよ

おもったようにことが進まない。そんなことは日常茶飯事だ。仕事、だけではなく生きていれば様々なことが起きる。

お風呂をいれているのを忘れ溢れかえっていたり、卵を買いに行ったのに買うのを忘れていたり、新聞を取りに行ったのにたまたま出会った住人とお話して、そのまま部屋に戻ってしまったり…そんなことは稀によくある。

そういった小さいことの積み重ねがあって人生になる。いちいち目くじらを立てていてもしょう

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思い通りには

もつ鍋を食べに行ったはずなのに、鍋を頼まなかった。

そんな夜もある。

予定していたことが変わるなんてことは、珍しくもなんともない。仕事だってなんだって思い通りに行くことはほとんどない。人生なんて不確かさの連続なのだから。

そう思っている。どれだけ入念な準備をしても、ことが思ったとおりに進まないなんてことは、よくある話。今日はそんな感じだろう。

「今日は」ではなく「今日も」のような気がするけ

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感じ取ること

秋を通り過ぎて冬になった。

吐く息が白くなったからだ。暦とか気温ではなく、もっと自分がわかるところで季節の変化を感じ取っている。

なんでもかんでもデータとか数字、ならわしで決めるのではなくもっと五感で感じること、そこからなにごとも判断したい。経営なんかは別かもしれないけど、自分で生きるこの人生。

確率や合理性だけでえらんでいくのではなく、自分で感じた道を進みたいのである。結果的に確率の高い方

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ご褒美

每日は疲れることの連続でできている。

疲れ、にも種類がたくさんある。歩き回ったことによる肉体的な疲れ、なんでこんなことを…という精神的な疲れ、煩わしい人間関係による疲れ、後片付けって面倒だなって思うようなゆとりのない疲れ…

数え上げたらきりがない。その疲れが心地よさに変わるときもわずかながらある。例えば、必死の勉強で疲れたけれども試験に合格した、とか、ジムで体を動かして疲れたけれども、体重が落

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ながれていく

ぼうっと時は流れれていく。

仕事はしてるし、お友達遊びに行ってるし、創作もしてるし充実しているような気はするけど、実際はそんなことない。

なんだか勝手に時が流れていく、そんな感じがしている。死ぬまでにどれだけの時間があるのかはわからないけれども、やりたいことをすべてやり終えるってことはないだろう。

そう考えると時間がもったいない、って思う。けれどもなかなか行動が追いつかない。そんな虚しさとい

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おしゃれとか

寒い、というのがここ最近の率直な感想だ。

朝は寒いし、昼間も寒い。もちろん夜だって寒い。半袖1枚でいるのはちょっとむつかしいし、Tシャツにパーカーという格好も厳しくなりつつある。

そろそろダウンジャケットとかなんらかの上着がほしいところである。ぼくは生まれて1度もダウンジャケットを買ったことがない。毎年、買おうかなぁと思いつつ、時は流れて買う時期を逸しているのである。

でも、さすがに今年とい

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