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エッセイvol.2

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2019年5月の記事一覧

ご飯を食べた

心身の不調があるから食欲が無いのか。それとも食べていないから心身が不調になるのか。卵と鶏の関係に近いものがあるけれども、ここしばらくはそんな感じだった。

とはいえ、熱があるとか、めまいに悩まされると言ったことはない。食事をほとんど取らず、お酒も対して飲まなかった。心なしか心身に不調があったようにも思える。

そんな日が続いていたのだけれども、今日はそんなことがなかった。ご飯はしっかりと食べたし、

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無責任な言葉

死ぬまでにどれくらいの時間が残っているのだろうか。余命宣告をされていなければ、知る由もない。

もしかしたら大きな病気もせず健康体で100歳以上生きるかもしれないし、事故にあって明日死ぬかもしれない。それは誰にもわからないのである。

長く生きることを前提に「老後の備え」をすることもあれば、明日死ぬかもしれないから「好きなこと」をする。どっちが正しいか、と言われるとどっちも正しいし、正しくない。そ

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雨とカレー

雨は体力を奪われる。

暑さや寒さももちろんだけれども、なんだか雨のほうが身体へのダメージが大きい。気温が高かろうが、低かろうが堪えるのである。べつにヤクルトが負けたから、というわけではない。

論文を漁ればなんらかの理由がわかるのかもしれない。でも、あいにくそんな元気はない。なぜなら雨に打たれていたから。それも2日連続して。

ほんとうに体力を消耗した。

だから、各地からもほとんど残っていない

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1年ぶりの復帰

昨日の深夜、なんとなく創作アカウントを再開させた。

意識していたわけではなかったけど、ちょうど1年のブランクだった。フォロワーをざっと見ても、顔ぶれは変わっていない。

今のアカウントでお付き合いのある人もいるけれども、そう多くはない。ほとんどが創作のみのお付き合いだろう。

そんな人たちの文章や作品に触れるのもおよそ1年ぶり。ざっとしか見ていないけれども、変わっているようで変わって

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シャワーが好き

シャワーを浴びる回数が増えた。

どこかで読んだことばに「消したい過去、忘れたいできごと」が多ければ多いほど入りたくなるとあった。

ぼくは(自慢でもなんでもなく)太っている体型ではない。かといって痩せているかと言われると、そうでもない。まぁ普通である。特徴らしい特徴といえば多少、背が高いくらいだろう。

背が高いと言っても2メートルあるわけではない。とりたてて目立つわけでもない180センチを少し

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衝動

急になにかを食べたくなる。そんなときがごく稀にある。

なにか、はカレーだったり、うどんだったり、焼き肉だったりその時々によって違う。なんならパンケーキのときだってある。

そう思い立ったそのときに食べることができれば、どれだけ幸せなのだろう。大抵の場合はその場で食べることなど叶わず、想像するだけで終わる。

もしくは何日か、何週間か先に食べる予定を立て誰かに連絡をするわけだ。こういった連絡ができ

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サンダル解禁

夏だった。まじ、夏だった。

短パン、半袖を解禁。なんならサンダルまで解禁した。

今日はナイター。夜は22時を超える。それでも上着は持たず、短パン、半袖、そしてサンダルで家を飛び出した。

電車の中も、道中も、試合中も帰り道もなんの問題はなかった。それでもむしろ熱い(暑い)くらい。

カレンダーにふと目をやるとまだ5月だ。昨年、この時期にこんな格好をしていただろうか。残念ながら服装の記録はなく、

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景色のちがい

夏が来た。

まさに今日の日差しは、夏のソレと言っても差し支えないのではないだろうか。ちなみに、ぼくは東京で暮らしている。

今日、5月24日の金曜日。会社によっては給料日である。春が来た人も多いはず。一方、その給料を支払いに回すため財布(銀行口座)が空。冬が来た人だっている。もしくは月末の冬に備えた秋が来た人もいるだろう。

考え方によっては夏にもなり、春にも冬にも秋にだってなる。どういう日なの

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埋め合わせ

首を突っ込んで泥沼にハマる、そんな経験がある。

何年も前のこと。同僚が取引先との間で何やらもめていた。見積もりの内訳について、解釈の違いがあり対応に追われているという。受注前の段階ということもあり、この時点で気づいているのであれば大事故にはならないだろう。そう考えていた。

しかし、翌日だか翌々日。その取引先から電話がかかってきた。たまたま同僚は会議で不在。要件だけ聞いて、あとで折り返すという対

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転機となるのだろうか

なんだか転機を迎えそうである。

いい方向にいくのか、それともそうじゃないのか、は神のみぞ知る。というと大げさだけれども、今の段階で未来はわからない。そう喩えてしまっても問題はないだろう。

ちょっと前に同じようなことがあったのは11月の半ばのことだった。その時はいい方向にころんだことを憶えている。そしてその前は1年以上前のことだったはず、そのときもいい方向に事は進んだ。

ぼくが「もっている」の

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理由などいらない

そこに山があるからだ。

なぜ山に登るのか? という問いに昔の人は言った。ほんとうは誤訳らしいが、そこはあまり関係ない。

そこに山があるから登る、そこで、野球をやってるから観る、となんら変わらない。シンパシーを感じるとまでは言わないまでも、言いたいことはわかる。

野球じゃなくても同じようなことは頻繁に起こっている。そこに美味しそうなお店があったから入るわけだし、そこに美味しそうなス

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書くということ

文章を書く、という行為には様々なものがある、と思っている。

文筆業はもちろん仕事でのメールやレポートもそうだし、日記を書くやブログを書くというのもそう。SNSへの何気ない投稿も(画像や動画がメインということもあるが)文章を書くということになるだろう。

多くのひとが毎日、文章を書くということに触れているのである。

ぼくも毎日、仕事で書いているし、SNSへの投稿も行っている。noteへの投稿もそ

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三つ子の魂百まで

ものを買うことで満足してしまうことが稀にある。いや、よくある。

買うことで満足してしまうぼくは単純なんだろう。思い当たることはいくつもある。なにかを成し遂げるとそれでよしとしてしまう。よくないなぁと思いつつもここまで変わらない。

「三つ子の魂百まで」というのはこういうことなんだろう。

手に入れるととたんに興味がなくなってしまう。これまでにもそんなことがたくさんあった、ような気がする。燃え尽き

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たぶん変わらないこと

サンダルを履きたくなるような季節がやってきた。半袖だって解禁したいくらいの暑さである。

ついこないだまで寒いと言っていたのがウソのようだ。とはいうものの、22時を周る頃は少しだけ肌寒い。サンダル、半袖で歩いていたら文句を言ってしまいそうでもある。

そういえば、ぼくはあまり文句を言わない。それは達観しているというわけではない。言ってもしょうがないから言わないのである。

文句をいうことで自分の気

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