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手放すこと

今日は手放しについて書いてみます。

よく心理学やスピリチュアルワークで手放しと言われるもの。心理的ブロック、執着、こだわりなど。もう手放してしまいましょうって良く聞くフレーズだけど、はい、手放しました。ってみんな手放れてるんだろうか?

わたしは一度のワークで手放れたってはっきりわかったことがない。
もちろん、浄化ワークをしたらその時はすっきりとし、胸の痛みもつかえも取れ、新しい視点で物事を見れるようになったりする。
しかし、自分がつまづきやすい事柄、こだわりと共に痛みを感じるところは、その後も形を変え何度も出来事として起こってくる。
そして、その都度ワークをしたり、自分の思い込みを探したりしつつ、お馴染みの痛みに基づいた反応をしそうになると「そうそう、前はこういった思い込みを発見したよなわたし。」などとフィードバックしたりする。そして徐々に過去に自分がつまづいていたのと同じ出来事があったとき、あれ?ちょっとわたし平気になってる?なんとも思わなくなってる?不思議。。。。と感じるようになって、ここで初めて手放れたなって実感する。

感情浄化ワークについては、いまここでは詳しく書かないが、感情をエネルギーとしてとらえ、意識をむけて開放する感じ。偏りが正され中心に戻る。結果、痛みを通して物事を見ない。問題を問題として見ない高い視点から出来事を見ることができるようになるというものなのだと思う。

浄化ワークと手放しは少し違うものだと思うが、手放すことというのは、何かぐっと握りしめていたものを手を離す。体から引き離して取れるというよりも、むしろ握りしめていることが悪いことだと思わないという感覚にもっていくことが手放しに近いんじゃないかと個人的には思っている。

いずれにせよ、この感覚がイヤすぎて早く手放したい!!ってスタンスでいるのが一番手放せない。ここが一番難しいところなのだ。





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