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第5章.欲との付き合い方を教えてください『19歳、エッセイ!』

欲とは厄介なものだ。

わたしは欲にまみれた「おとな」をかっこいいとは思えません。

だから、かっこいい「おとな」になるために、私は欲とうまく付き合っていく術を身に付けなければならないよね〜〜って思います。


とはいえ、欲にもいろいろなものがありますよね。

食欲、性欲、睡眠欲、障害回避欲、承認欲…などなど




私にとって、最も厄介なのが、承認欲です。

食欲や睡眠欲は、基本的に自己完結するような場合が多いです。

お腹が空いたら、自分で食物を見つけて食べ、眠くなったら布団に入って寝る。

一方、承認欲は他者を巻き込みます。
強い承認欲の成すがままに行動すると、自己中心的で目立ちがり屋、協調性がないという印象に繋がりかねない。

だから、自分勝手な行動が他者に迷惑をかけたり、不快な思いをさせてしまうくらいなら、承認欲は消すように努力するべきだと思いました。

具体的に、私が承認欲を消そうと奮闘したのは、インスタグラムの使い方です。

インスタグラム(のサブ垢)は私にとって、承認欲の発散場所的な役割も認められるプラットホームと言っても過言ではありません。

※本垢は他者がどう思うかの想像力が及ばないくらいの人数のフォロワーがいるので、他者への影響とか情報の有益性とか考えるのが億劫になってしまう。。だから、あんまりおおっ広げに更新できなくて、ストーリーについてはあまりあげない。投稿についてはアイカーブ投稿で誰かのタイムラインに表示されることを避けながら、記録として使っている。





わたしは、日常であった出来事や考え事をふと、サブ垢のストーリーに上げたいという衝動に駆られるときがある。

その時、承認欲と禁欲主義的な理性の戦いに幕が開けます。

承認欲:「なんか、人に見てほしい!!!」

理性:「このまま欲の思うがままに行動していいのか? どうでもいい内容をSNSに投稿したことで、誰かのメリットになるか?むしろ、うるさくて迷惑なのではないか。」

承認欲と理性の戦いが始まってしまえば大概理性が勝つので、インスタの更新はされないことが多いです。

ですが、時には、承認欲の衝動が先走り、理性で考えさせる余地がない日もあります。そういう時は、投稿してしまいます。あとから、理性による後悔が生じて、消すことも多いです。


こんなふうにしていちいち、理性と承認欲を戦わせていると正直疲れてしまいます。


力尽きた私はある時悟りました。

承認欲って小さく抑え込むことはできるけど、どんだけがんばってももはや消すことはできないのだなと。

欲というものは人間なら誰しもが本能的に持っているものだ。

本能が必要というくらいに人間にとってきっと重要なものだからきっと消えない。



だから、もう、消えないものを無理に消そうとするのはもうやめちゃおうと。

たまには、承認欲さんのことも認めてあげて、自由にしてやってもいいと。




ただやっぱり承認欲をそのまま解放する勇気は出ない。
一周回ってまた誰かに迷惑をかけないか…等々の思考に囚われるから。

・・・

このような感じで、最終的にたどり着いた暫定的な私の結論は次のとおりだ。

欲との付き合い方
・とりあえず承認欲を解放する前に、今から起こす行動は傲慢ではないか・他者の視点から見つめる。
・欲の存在を認め、欲に支配されて行動するのではなく、欲の主導権を理性に握らせて上手く付き合っていくことが大切なのではないか。

いやーー私は何をこんなに頑張っているんだろう、くだらぬところでつかれちゃう笑笑

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