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Xデザイン学校(UX)ビギナーコース #01

UX概論

UXをちゃんと学んでみたいという思いから知人の紹介でXデザイン学校に通い始めてみた。ビギナーコースはボリュームの割に比較的リーズナブルな価格だったので、思い切ってWEBから申し込んだ。

授業に対しての期待値について

自信のキャリアをグラフィックデザイナーから明確にUXデザイナーにしたいという思いが3年くらい前からあり、そこが動機の発端だった。だが講義を進めていくうちに、だんだんと「デザイナー」みたいな枠自体が自分が動きにくくなっている要因なのではないかと思い始めてきたが、その部分に関しては回を進めていく中で説明できればと思う。

初回授業概要

現在の時代を大きく捉え、「ゲーム・チェンジが起きている」というメッセージがタイトルに値すると感じた。そんな時代の中でどう立ち回るかみたいなお話。日本のものづくりを主とした産業としている大企業が、既に起こっているデジタルトランスフォーメーションをどう乗り越えていくか。キーワードとして「プラットフォーム化」「サブスクリプション化」「モノからコト」へといった昨今ではよく聞くワードが出てきたが、具体例の提示によって自分の中の「ただのバズワード」だったものが、しっかり「理解」まで落とし込むことができた。

特に重要な内容としては、“大企業はユーザーを見るのではなくデベロッパーを見るべき”という話。確かに自社でも思い当たる節があった。

また今回の授業での良い意味での裏切り的なメッセージとしては、HCDとは“ユーザー中心設計”であるが、授業の概要として“インサイドアウトを大切にする”つまりは、ビジネスでの視点がこれからのデザインではより重要となってくるという話だった。もちろんどちらかに偏りすぎるという話ではないのだが、ビジネスとユーザーの視点をつなぐものがデザインであると定義したときに、ビジネス側の視点が従来のデザイナーには欠如しがちであるということだと感じた。

所感

デザイナーにとって、ビジネス理解への重要性というのは日に日に強くなっていることを自身でも肌で感じ取っている。そして世間で言われる「デザイン」が課題解決方法のうちの1つでしか無いこともまた事実だと思う。狭義で語られる「デザイン」からUX、またはデザイン思考へと昇華させるにはそれなりのセンスや教養が必要であるが、それらは後天的に身につけられるものだと確信している。全12回の授業を通して、どれだけ今の自分を壊して最終的に「変わる」ことができるか。


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