『グレープフルーツ・ジュース』を読みながら
オノ•ヨーコの『グレープフルーツ•ジュース』を読みながら考えた。
パラレルリアリティがあったとしても、なかったとしても、今私がこの時点で知覚している現実や過去や思想や想いは同じの時間軸上にあって、1つなのだけども、オノ•ヨーコはそこに新らしい目を与えてくれた。
それは、写真にかざすフィルターのようで、今までのものが見えなくなったり、今まで見えてなかったものが見えてくる。立ち止まって、フィルターをかざして、覗き込んで、そこに落胆したり、新たな発見をさせる。
『グレープフルーツ•ジュース』は、私にとっての瞑想だ。
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