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悲しいすれちがい 【80/1096】

いろいろと考えてきた
本もブログも読んだ
ネットで関わりのある記事も
読みあさったよ
ラジオも聞いたし 
そういう会にも参加した
ジタバタジタバタ探している

しかしながら
とどのつまりはわからないし
わたしの今の心境は
悲しいすれちがいの末の
この結末だったんだと思った

誰も悪くない とか言うけど
納得いかない自分がいたし
原因の一因はかならずあると思う
それぞれに深い後悔がある
それはすれちがいから起こっている
と思うと納得がすこしいくように思う

お互いが憎み合ってるとか
いがみ合ってるとか殴り合うとか
片方からの圧力がすごいとか
尋常でない状況ではなかった
普通の家庭の歪みが積もり
すれちがいを重ねた結果
ほんとうは気にしているし
すごく大切に思っているのに
伝わらないし伝える術も限られ
選択肢が狭くなり ギクシャクして
こんがらがってほどけないように
なってしまった 

辛抱強く ゆっくり取り組めば
ほどけないものはないよ
家族ならなおさら
家族なんだから 大丈夫だったのに
信じてもらえずすれ違いはつづき
こんなことになってしまった

家族だけがずっといつまでも
後悔しつづけるのだろう
忘れないでいるのだろう
これまでと 見えないこれからを思い
後悔と自責をくり返して
死ぬか生きるかで進んでいくのだろう

本当に愛がないと
自分で考えることができないそうだ
興味もわかなくなるし
決めることができなくなる
感情で決めることがつづくと
判断力がにぶる
客観性の欠如 思い込みの沼
白黒判断の人は特に感情に流されがち
きみはどうだった?

きみは勘違いしてることが多かったと思うよ
本質を忘れてしまったのか
見失うほど悲しくなってしまったのか
きみはもっと愛を感じていたはずだよ
届かなくて届けられなくて
残念に思っている
なにもなくたってよかったのに
これから見つけたら良かったのに
見つからなくても希望はあったのに
急に諦めが早い 
ジタバタしてほしかった
もっとしつこく できれば楽しく
ジタバタするすべを見つけたかった
ともに探したかったよ

きみはいま何を思う?
きみは後悔してないの?

その道の人に見てもらったことだってある
きみは自由に好きなことしていいよって
言われたかったと言ってたね
きみは自由だったけどね
自由にすきなことしてるように
見えていたけどね
こちらの意見なんて聞いてなかったと
思ったけどね
ほんとはなにが足りなかった?
ほんとにほしかったものは何?
ほんとにしたかったことは何?

わたしは大切なんだと伝えたらよかった
心配してるよ でも大丈夫だよ
すこし休んだって長い人生の中の
ほんの一部なんだから 大丈夫
すこしでいいから
しあわせな時間を持って欲しかった
今やれることで進めばいいよ
みんな なにもないよ
一緒にテレビを見よう
山へ行こう 気持ちがいいよ
旅に出よう 気分がかわるよ

生まれてきてくれてありがとう
あなたがいたことはわたしの
幸せでした
愛していたよ ものすごく
これまで知らなかった
愛を教えてくれた
きみがいたから 生きてこれた
きみがいたから がんばれたよ
ほんとだよ

今さらと思いつつも
きみへ送りつづけた愛に嘘はない
届かないほど閉じてしまったあなたは
いまどこにいるのだろうね
夢の中では やっと普通のきみだった

悲しいすれちがい 
悲しすぎる現実
誰のせいでもないけれど
それぞれの責任は重い
悲しみが深い 知らない闇
いつも新しい価値観をもってくるきみは
とても愛されていた

今日もありがとう
すこしずつ進む