コロナ問題におけるマネージメントビジネスのマネタイズ方法

芸能マネージャーとして約10年程、その前はレコード会社でも働いていました。それ以外にも、イベント会社にもいました。エンターテインメント業界のリアルをお届け致します。

コロナウイルス問題を受けて、エンターテイメントは殆どが止まってしまいました。
こういう事態が起こった時には、人間が生活する上で必要な衣食住に該当しないエンターテイメントは、先ず最初に切られます。

今回のコロナウイルスの問題は、今後スポンサーにも影響してくるでしょう。そうなった時に、スポンサーから収益を貰うシステムは、更に成立しなくなっていくと予想されます。
タレント(芸能事務所)は、スポンサー(テレビなどのメディア)以外から収益を得るビジネスを構築していかないといけなくなると思います。

こういった事態を想定して、今後どういったマネタイズの方法を構築していかないといけないのか考える必要があります。

色々な答えがあるかもしれませんが、私が考える1つの答えは、タレント自身が動かなくても、お金を生む仕組みを組み立てておかないといけないという事です。例えば、ファンクラブのような月額制のシステム、もしくは、ファッションなどの物販ビジネスなどになります。
このどちらも持ち合わせて居なかった場合、今回のコロナウイルス問題を、100%受けてしまうでしょう。

今回の問題を受けて思考停止してしまっては、エンターテイメント業界では生き残れないでしょう。
エンターテイメントはピンチをチャンスに変えるビジネスでもあります。時代と共に柔軟な対応が必要になります。



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