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6カ国目オランダで訪れた街 マーストリヒト


8月7日(水)

5時30分起床、まだ外は暗い。ナオコはまだ寝ている。
寝ているナオコの横で柔軟体操を始める。

6時から荷物をまとめ、昨日Gaitanoに教えてもらったお店へ行きブレッドサンドを買いに行く。中の食材はキャベツ、レタス、トマト、チーズ、ゆで卵が挟んである。かなり大きいが1つ2ユーロちょっとでお手頃だ。





急いで部屋に戻り買ってきたブレッドサンドを食べる。

チェックアウトするときにGaitanoと一緒に写真を撮る約束をしていたが、出発の準備ができ7時を過ぎてもGaitanoは起きてこない。

バスの時間も近づいてきているため、お礼のメールを送り部屋を出る。
バスターミナルでバスを待っているとGaitanoから返信がきて、ターミナルまで見送りにきてくれた。

「約束したからね。」とGaitanoは言って一緒に写真を撮って別れた。
(昨日帰りが遅くて全然休めてないだろうに...本当に優しい)


今回のバスはエイトホーフェンで1回乗り換えてマーストリヒトへ行く。
エイトホーフェンで降り、次のバスが来るまでに時間があったので目の前の巨大なボーリングのモニュメントがあるところで写真を撮ったりして時間を潰した。
その後はベンチに座って緑がトレンドカラーのFlixbusを待っていた。

白い車体のバスが来て、バスを待っていた乗客が一通り乗ったようだが、バスから運転手が降りてきてまだきていない乗客を探している。

「あの運転手、お客を探しているんだろうねー」と話していたら、運転手がこちらを見て
「Maastricht?」と聞いてきた。まさか自分たちが乗る予定のバスで、自分たち待ちとは知らず関係ないそぶりをして話のネタにしていた。出発が少し遅れたので申し訳ないことをしてしまった。

バスに乗った後は朝が早かったのですぐに寝てしまい、気付いたらマーストリヒトに到着していた。

予約しているホテルは降りたバス停から歩いて5〜6分。
街の雰囲気を楽しみながらホテルへ向かう。




11時 ホテルに到着したが、チェックインは14時からと言われたので荷物だけ預かってもらい散策することにした。


広場の石像に腰掛け、手持ちのユーロがなくなりそうなので新たに現金をいくら引き出すか相談していると、後ろからクシャミをする男性がきて首下に冷たいものがかかった。

「え?嘘やろ。」と思いつつも冷静を装い、後ろを振り向くとカメラを構えている男性がいた。

「そういうことか」どうやらドッキリのようだ。それならもっと良いリアクションをとってあげれば良かったなと反省。スタッフの人と笑いながら握手を交わす。


ドッキリ撮影クルーたちが去り、いくら引き落とすか決めネットでATMのレートについて、悪徳ATMの特徴について調べる。
近くの銀行へ行き、ATMkカードを入れる。400ユーロ引き出そうとするとネットで調べた悪徳ATMの特徴に見られるワードが出てきた。

【自国通貨に両替しますか?】

調べた通り、「No」を選択し現金を下ろした。

マーストリヒトには【世界一美しい本屋】と言われているBook store Dominicanenがある。ちょうど泊まるホテルの目の前にその本屋はあった。







本の品数も豊富、元々教会だっただけに作りが興味深い。平棚も上から見ると十字架になっているものもある。海外の写真集も面白そうなものがいくつかあったが、基本的にどれもぶ厚いし重いので持って帰ることはできないので購入は諦める。
ナオコは何故か自己啓発的な本を買っていた。

13時過ぎ、お腹も空いたのでどこかお店に入ってご飯を食べることにする。

Googleマップで目星をつけて実際にお店を周り様子を見て決めることにした。
その結果、Café In Den Ouden Vogelstruys というお店に入った。



テラス席に着き、カルパッチョ、トーストサンド、ビールと紅茶をオーダー(計22ユーロ)

初めてテラスでゆったりと食事を楽しめている。
そして、お昼からのビールも美味しいが、ナオコが注文した紅茶が美味しい!


「スーパーにあったよ」とナオコが教えてくれた。それなら後で探してみようと食事を楽しみながら話した。

食後はまたマーストリヒトの街を散策。





マーストリヒトにもスタツ公園があるので行ってみた。




大きな鴨か何かの鳥がいて、近づいても全く逃げる様子がなくて驚いた。


時計を確認すると15時を過ぎていたので、ホテルに戻りチェックインをする。

室内は広く、ヨーロッパ感が感じられる。スーパーも同じ通りに面しているので歩いていけるのでかなり評価が上がる。


スーパーでは出前一丁が0.81ユーロで売っていたので2つ購入。あと、昼間に美味しいと行っていた紅茶「fuzetea」も見つけたのでそれも購入した。


***

6カ国目のオランダ
アントワープからなら北上してアムステルダム方面を目指してオランダにいく選択肢もあったが、オランダで最も古い町と言われているマーストリヒトに行ってみたいと思い、ドイツとベルギーの国境に近い位置にある街を訪れることにした。

これまで乗ったFlixbusは緑色だったので、flixbus=緑というイメージが固まっていた。この日の体験からFlixbusを予約したとしても車体の色だけで判断しないように気をつけるようにしているが、それ以降乗っているFlixbusは全て緑色だ。

ATM選びや気をつけることを参考にしたサイトはこちら


お昼に利用したお店Café In Den Ouden Vogelstruys
この通りには何軒かお店が続いてあって滞在中は昼も夜も賑わっていた

そして、マーストリヒトで利用した宿はこちら
川を挟んだところには同じ系列のホテルがあるようで、そこのホテル内のプールを利用できると書いてあったがプールに入りたいと思えるような気候ではなかったので行くことはなかった。

マーストリヒトの世界一美しい本屋 Book store Dominicanen
店内にはカフェスペースもある。教会だった場所という歴史を感じるが、書籍のレイアウトやカフェで現代のテイストといいバランスの違和感を生んでいるように思えた。
生憎、天気が曇りだったがもし晴れていたら美しい光が店内に差し込んでいただろうなと想像しながら店内を見て回っていた。ミッフィが生まれたオランダならではなのか、書店の一角にミッフィコーナーが設けられていた。

世界一美しい本屋と呼ばれる場所はいくつあるのだろう。
ネットで検索するとここ以外にもそう呼ばれる場所はいくつもある。他の場所も行って見てみたい気持ちもあるが、マーストリヒトのこの書店もそう思いたくなるような書店の中の一つなのだろうと実際に自分の目で見て思った。


つづく


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