映画の紹介209本目 『ブレードランナー2049』
こんにちは、たくやです。
今日紹介する映画は、
『ブレードランナー2049』です。
この映画はドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の作品で、
2049年、LA市警のブレードランナー“K"はある事件の捜査中に、人間と人造人間(レプリカント)の社会を、そして自らのアイデンティティを崩壊させかねないある事実を知り、進行する物語です。
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【ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督について】
監督はカナダの映画監督で脚本家です。
1998年に「Un 32 Aout Sur Terre」で長編監督デビューを果たします。
監督2作目の「渦」(01)でベルリン国際映画祭パノラマ部門の国際批評家連盟賞を受賞し、カナダのアカデミー賞にあたるジニー賞でも作品賞・監督賞を含む5部門を受賞します。
13年には米国進出作「プリズナーズ」と「複製された男」の2本のスリラーを発表し、麻薬戦争を題材にしたクライムアクション「ボーダーライン」(15)を経て、SFドラマ「メッセージ」(16)ではアカデミー作品賞・監督賞など8部門にノミネートされています。
【あらすじ】
2049年。
環境破壊が進む地球では、外宇宙の新天地へ旅立てなかった人々が、陰鬱な世界で暮らしていました。
2022年の「大停電事件」以降、人造人間「レプリカント」は製造禁止となっていましたが、2036年にウォレス社がネクサス9型を開発したことで再び人間の使役として働いています。
旧型のネクサス8型レプリカントは専任捜査官「ブレードランナー」によって追跡され、「解任」されていました。
ネクサス9型レプリカントのKは、ロサンゼルス警察 のブレードランナーとして同胞を狩る仕事に就いています。
人間に蔑まれ心許せる相手は、自宅で待つウォレス社製のメイドAIジョイのみでした。
ある日、Kはロサンゼルス郊外で農場を営んでいた逃亡レプリカントのサッパー・モートンを「解任」しますが、庭の枯木の根元に埋められていたトランクを発見するのでした。
トランクの中身は女性の遺骨で、検死の結果、約30年前に亡くなったレプリカントのものであり、出産時に帝王切開の合併症で死亡したことが判明します。
レプリカントの出産は前代未聞であり、Kの上司であるジョシ警部補は、事実公表によって起きるであろう社会混乱を憂慮し、Kに事件の痕跡をすべて消すように命令します。
Kはウォレス社を訪ね、メモリーバンクの記録から、遺骨は2019年に逃亡したレプリカントのレイチェルであること、逃亡直前にLAPDの元ブレードランナー、リック・デッカードと恋愛関係にあったことを知るのでした。
モートンの農場に戻りもう一度調べると、枯木の根に「6-10-21」という数字が彫られていることに気付きます。
数字はK自身の情緒安定用の疑似記憶にある木彫りの馬の玩具に彫られた数字と一致していました。
Kは2021年6月10日生まれの出生記録・DNA記録を調査し、同一のDNAを持つ男女の2名の記録を発見。
ふたりが預けられていたサンディエゴの孤児施設を訪れ、記憶と同じ場所で木馬の実物を発見します。
一方ウォレス社長は、レプリカントの生みの親であるタイレル博士が成功しながら、その後ロストテクノロジーとなっているレプリカントの生殖技術を欲していました。
ラヴに、レイチェルの子供を見つけ連れて来るよう命令してその後ラストへ向かう物語です。
【最後に】
本映画を鑑賞して、
前作の『ブレードランナー』では現代社会を未来予知しており、今回も同様に社会の上層にいる人達のために使われる下層の人間が表現されていて学びになったものの、ストーリーの整合性が理解できない箇所が幾つかありました。
興味のある方は是非!
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