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本の紹介106冊目 『エッセンシャル思考』

こんにちは、TAKUです。

今日紹介するのは、
グレッグ・マキューンさんの著書『エッセンシャル思考』です。

この本は、シリコンバレーのコンサルティング会社のCEOでもある著者が、 

仕事をする上で必ず意識すべき、
「99%の無駄を捨て、1%に集中する方法」を
綴った一冊です。

全米では、20万部を超えるベストセラーでもあり、仕事で成果を出す方法として、
本書での「無駄を削ぎ落として、シンプルに物事を考え決断する方法」はとても学びになります。

【著者のグレッグ・マキューンさんについて】

著者は、シリコンバレーのコンサルティング会社THIS Inc.のCEOです。

また、エッセンシャル思考の生き方と
リーダーシップを広めるべく世界中で講演、
執筆をおこない、

・アップル
・グーグル
・フェイスブック
・ツイッター
・リンクトイン
・セールスフォース・ドットコム
・シマンテック

などの有名企業にアドバイスを与えており、
ハーバード・ビジネス・レビュー、
リンクトイン・インフルエンサーの
人気ブロガーでもあります。

さらにスタンフォード大学では、
「Designing Life、Essentiallyクラス」を開講しました。

本書および共著書『Multipliers: How the Best Leaders Make Everyone Smarter』は、
ともに米国でベストセラー入りしています。

2012年には、世界経済フォーラムにより「ヤング・グローバル・リーダーズ」に選出されました。

【エッセンシャル思考とは何か】

エッセンシャル思考とは、
自分の時間とエネルギーをもっとも効果的に
配分して、重要な仕事で最大の成果を上げるためのものです。

思考モデルとして、

・より少なく、しかしより良く(考え方)
・やることを計画的に減らす(行動)

これらであり、
常に「今必要なことは何か?」に
選択を集中して行動し、成果を上げることです。

そこで、本書ではエッセンシャル思考の
基礎となる考え方として、

1.選択
2.ノイズ
3.トレードオフ

の3つを紹介しています。

まず、私たちの時間とエネルギーは
限られているので、
何を選択するかを決断することです。

そしてノイズとは本当に必要なこと以外は、
ほとんどないと考えて、一つの大切なことに
意識を集中することです。

トレードオフとは、すべてをやるのではなく、
一つ選択してそれ以外を捨てる覚悟を持つことです。

これらが基礎でそれを踏まえた上で、

・見極める技術(孤独、洞察など)
・捨てる技術(目標、拒否など)
・しくみ化の技術(バッファ、習慣など)

これらを、具体的な方法とともに
紹介しています。

日々の生活において、
「今何に意識を集中すべきか?」を
選択して、それを集中することが
成果に繋がる手法の一つだと学びました。

【成果を生まない努力をやめる】

アリストテレスは、
仕事には以下の3つの種類があると考えました。

・テオリア(理論)
・プラクシス(実践)
・ポイエーシス(制作)

ここで、ポイエーシスとは、
今ある形を捨てて新たな形で生成することです。

著者は、このポイエーシスこそが
エッセンシャル思考のやり方であり、
今ある仕事の多くをすてることで、
より多くを生み出すのだと言います。

日常生活において、
朝起きてからメールの返信をしたり、
様々なことに意識が向いたりするのですが、

「その中でも本当に重点的に時間を割いてやる1個のことは何か?」
を意識していくことが大切だと学びました。

【最後に】

本書は、シリコンバレーのコンサルティング会社のCEOでもある著者が、 

仕事をする上で必ず意識すべき、
「99%の無駄を捨て、1%に集中する方法」を
綴った一冊です。

ぜひ、読んでみてはいかがでしょうか!

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