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防災士#2

どうも、みしたくです。
27年前の今日、阪神淡路大震災が発生しました。
私は生まれて1ヶ月ほどで覚えていませんが、
大変な災害であったと聞いています。

阪神淡路大震災を引き起こしたのは、兵庫県南部地震でした。
この災害で、6434名の方が亡くなり、住宅全壊が約10万5000戸と近代の地震災害の中では一番大きなものでありました。

この災害からどのようなことを学ばないといけないか。
それは次の2つです。

⒈圧死などの直接死を避ける生活づくり
(1)直接死の原因
   阪神淡路大震災では、6343人の方がなくなり、
   そのうち約8割が住宅の全壊や家具の下敷きになるなど
   の圧死と言われています。

   午前5時台の地震ということもあり、朝食の準備やまだ布団の中にいる人も
   多かったことでしょう。体が起きていない時の地震に反応できる人はほとん
   どいないでしょう。それが、圧死につながったと考えられます。

   もしこれが、深夜1〜4時ごろに発生したとするともっと大きな被害になって
   いたことでしょう。死んでしまうと、どれだけ水の用意や食料の用意をして
   いても全て無駄になります。
   まずは死なないようにどのようなことをするべきか考えましょう。

   寝る環境、子供の遊ぶ場所、キッチン周り、お風呂場、職場、通勤通学路、
   学校など日常的によく訪れる機会がある場所では、地震が来た時のことを
   考えておくと良いです。

(2)直接死を防ぐために今できること
  ①耐震補強で倒壊を防ぐ
  ②転倒防止の補強で圧死を防ぐ L字金具補強
  ③寝室に大きな家具を置かない
  ④地震が来たらすぐ机の下に隠れる(意外とできない)
  ⑤高いところに物を置かない(特に肩より上には注意)

⒉災害発生後のライフラインの確保
(1)災害発生後に使用できないライフライン
   電気・水道・ガスが復旧するのには早くても3日です。
   災害が大きくなればなるほど、復旧の期間が長くなり、場合によっては
   1ヶ月程度時間がかかります。

   今の生活において一番使用頻度の多いものは、おそらく電気でしょう。
   阪神淡路大震災では、1週間程度復旧に時間がかかりました。
   もし電気がない生活が続いたら、皆さんはどうされますか?
   家族をどう守るかしっかりと考えていただきたいです。

(2)ライフラインが使用できない際の対応
  ①電気の確保に関する対応
   災害発生時に必要になるのは情報です。
   特に今はスマートフォンがかなり普及しているため、乾電池で充電できる
   モバイルバッテリーなどがあるとスマートフォンによる情報の入手がしやす
   くなると言えます。
   そのほかにも、照明関連で懐中電灯やランタンなども夜間の避難時には使用
   可能です。
  ②水道の確保
   通常一人一日3リットル必要と言われています。
   3L×家族の人数×3日分は、水を購入しておくと良いです。

   水道は一番復旧に時間がかかります。
   大きな災害になると1ヶ月以上(阪神淡路大震災では約3ヶ月程度)と
   言われています。災害から3日で支援が入りやすくなるため、
   最低限3日分の水と食料の確保をしておきましょう。
   まずここでは飲み物を強く入手しておくことを発信します。

   ③ガスの確保
    水道と同様に復旧に1ヶ月〜3ヶ月程度かかります。
    こちらは、都市ガスの場合です。
    LPガスを使っている家庭ではマイコンメーターが地震を察知する事でガス
    を遮断してしまいます。
    そのロックを解除することで使用をすることができます。
    ただし、LPガスが破損したりしている際は、むやみに使用せずガス販売店
    の点検を受けるようにしてください。

どちらも体験することができませんが、体験できないからこそ危険とも言えます。こうした災害では、悲しい出来事ばかり起きてしまいます。

しかし、辛い経験からは多くのことを学ぶことができます。自分の中の糧にするには、災害のことを当事者として考えることで身についてくるのではないかと考えます。災害が発生した日が日本にはたくさんあります。

日々振り返り、災害がいつ起きてもおかしくないことをしっかりと覚えておく必要があります。一人でも多くの人が災害を乗り越えられるように、今からできることをおこなっていきましょう。
自分の身は自分で守る。それが防災の第一歩です。

それでは、また みしたく


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