見出し画像

オーストラリアツーリズムゼミ開講の裏側

つい先程、オーストラリア政府観光局との共同コミュニティをリリースしました。

どんなコミュニティかざっとまとめると「海外旅行の解禁に備えて、コロナ時代のニューノーマルな海外旅行のあり方について、オーストラリア観光を題材に考えましょう」というようなものです。

コミュニティメンバーは30名の募集で、このnoteを書いている時点ですでに20名埋まっているのでもし興味がある方はお早めにお申し込み下さい(オンラインでのLIVE配信もありますが、そちらは定員ありません)。

今回はこの #オーストラリアツーリズムゼミ を開講するにあたっての裏側の話や僕たち運営側の思惑みたいなものを書いていこうと思います。LP(募集サイト)にはなかなか書けないような内容だったりしますが、参加を検討されている方だったり、TABIPPOやコミュニティについて興味を持っている方にとって何かの気づきや発見になればいいなと思っています。

なぜやるのか

開講の想いみたいな部分になります。

なぜ今、海外旅行をテーマにしたコミュニティをやるのか?

ご存知の通り、新型コロナウイルスの影響で海外旅行マーケットは完全にストップしています。自分の周りでも、世界一周や留学の予定をキャンセルしたり、旅行や留学事業に関わる方が長期で休業をしていたりなどすごくコロナの影響を感じています。国内旅行はGOTOキャンペーンもありギリ耐えている状況ですが、海外旅行はまだまだ回復は先ですね。

※ハワイは少し動きが出てきているので要チェックです。

僕たちTABIPPOは、飛行機を飛ばしたり旅行商品を売ったりする事業はしていません。マーケットのリサーチをしたりプロモーションプランを考えたり、商品開発をしたり、販促や啓蒙活動をしたりするのが実はメインの事業ドメインです。

実はこの辺の事業領域って、世間の感覚以上に水面下でかなり動き出してきています。いざ旅行が解禁されたときのためにひたすら戦略を練ったり、現状のコロナに合わせた商品企画をやったり、コロナが明けたら旅行に行きたくなるようなプロモーションを打ったりなどなど。旅行が売れるのはまだ先なのですが、そのときに備えた先行投資をしている状態。

今回は、コロナ時代のニューノーマルなオーストラリア観光について考えるコミュニティです。

市場のルールがリセットされ、誰も海外旅行者がいなくなった今、新しい旅行のあり方(=ニューノーマルな旅)を誰かが提案し、実践していかなければなりません。「旅を広める」という立場を取っている会社として、誰も正解を持っていない旅行業界の中で、自分たちが新しい正解をつくらないといけない。そんな想いで企画したコミュニティです。

30名のコミュニティメンバーと、LIVE配信視聴者のみなさん、オーストラリア政府観光局とゲスト講師陣のみなさんで一体となって、海外旅行の新しいカタチを模索し、提案していければと思っています。

今回はまずオーストラリアがテーマになっていますが、これからどんどん他の国やサービスなどもテーマになっていくかと思います。今はオーストラリアのことで頭がいっぱいです!w

念願のコラボコミュニティ

TABIPPOではこれまでにたくさんのコミュニティを運営してきました。基本的には自前で用意した企画とゲストでのコミュニティです。

※こちらのマガジンで過去のコミュニティの様子が見て頂けます。

しかし今回は、初の外部コラボ企画となる、オーストラリア政府観光局という非常に権威のある機関との共同企画となります。

コラボ企画では自社の手作り運営と比較したときに、使える予算やリソース(ゲストやコンテンツ、情報や影響力など)が大きく異なります。

TABIPPOとしては、観光地のと直接的なコネクションやリアルタイムでの正確な情報をもっているわけではありませんし、大きな予算を動かして国や地域を戦略レベルで動かしていける権限をもっているわけでもありません。オーストラリア政府観光局さんはそれらをもっています。

逆に僕たちは、コミュニティ運営や企画のノウハウ・経験や、若年層へのリーチ・信頼感は持ち合わせています。

お互いの持っている強みやリソースをかけ合わせることによって、より大きなことを実現していくことができると考えているので、今回のコラボ企画実現は非常に嬉しいことでした。(※もちろん完全自社運営のほうがメリットが大きい場合もあります)

嬉しいとはいいつつも、これは実はかなり意図して動かしていたことです。

こちらのnoteにも書いていますが、これからの観光業界には必ずコミュニティの力が必要です。「観光業界が動き出すタイミングで絶対にコミュニティが求められるようになるから、自分たちはそのノウハウやリソースをためよう」そういったことを日々話しながら、チーム運営を行ってきました。おかげで優秀で信頼できるコミュニティマネージャーが育ち、パートナー企業にも堂々と送り込んで安定してコミュニティ運営ができる基盤が整っています。

(さっそく、意気揚々とnoteを書いてくれています、早い。w)

水面下で、オーストラリア政府観光局さん以外とも、どんどんコラボコミュニティの企画が動いています。おそらくこれからしばらくの間、かなりこういった旅行/観光コミュニティを立ち上げまくることになると思います。

コラボ企業でもいいですし、コミュニティの参加者でもいいですし、ゲスト講師でもいいです。ぜひ観光を盛り上げていくコミュニティづくりに力を貸して下さる方がいらっしゃれば、お気軽にご連絡下さい。

一緒に業界を盛り上げていきましょう!

コミュニティとスクールの違い

最後に、これはコミュニティの参加者向けの内容になります。

TABIPPOで運営するコミュニティは、自律分散型のフラットなコミュニティをすごく意識しています。そのため、参加者の主体性や余白をマネジメントして周囲を巻き込んだり自分で楽しむ力が求められます。

画像1

これは全てのコミュニティのオリエンテーションで展開している資料の一部です。

僕たちが運営として提供するのは全体の50%に過ぎません。残りの50%もしくはそれ以上プラスアルファを埋めるのはみなさん自身です。

先生がいて決まったカリキュラムがあって、自主性よりも従順性が求められるようなスクールとは少し違います。この未完成な状態こそがコミュニティの良さであり、その良さを理解して余白を楽しむマインドのある方にぜひご参加頂きたいと思っています。

特に今回の #オーストラリアツーリズムゼミ はニューノーマルな観光を考えるコミュニティ。正解なんてありません。僕たちも講師陣も、考える場やヒントになる材料を提供するに過ぎません。そんな環境にワクワクする方にぜひご参加頂きたいと思います。

#newtravelmate2020 #オーストラリアツーリズムゼミ #TABIPPO

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?