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リバーサルフィルム自家現像

こんにちは TKです

カラーネガ、モノクロフィルムに関しては下記の記事にまとめたのですがリバーサルフィルムに関しては載せていなかったので紹介しようと思います

とりあえず先に実際に自家現像した作例をいくつか

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期限切れのフィルムも混ざっているので色の出方はあしからず

□使用する薬品

リバーサルフィルムの現像はイメージとしてモノクロ現像+カラーネガ現像です(筆者解釈) なので薬品もリバーサルフィルムの為だけに用意する必要はありませんが最初の行程だけカラーネガ、モノクロネガの現像と違うものを用意します

資料001

このパピトールを1ℓの水に A を 21g、B を 30gの割合で溶かして使用します。それにカラーネガ現像で使用したエクタークローム発色現像液 RA a 液を 20 ㎖を溶かします ※カラーネガ自家現像参照(ボトル001とします)

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□リバーサルフィルム現像手順

リバーサル現像は温度がとても重要です!

最初に作ったボトル001を直接温めます(ずぼらですいません)

ちなみに使用している容器はダイソーの容器です 

38℃にセットしてください

STEP1 第一現像

□38℃ぐらいのぬるま湯を現像用のタンクに 700㎖ほどそそぎます

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□2分程したらタンクの水は捨ててください

※この際に紫色の廃液が出ます 大量の水を流して希釈して排水してください

□ボトル001をタンクにいっきにそそぎます(3分 30 秒)

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※追記

(KodakのE100を現像する場合は6分30秒にするといいみたいです)

□カラーネガ現像のときと同様に 1 分撹拌したら蓋をし1分ごとに4回ほど上下反転させ中の液を撹拌してください

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□3分 30 秒経ったらボトルに液を戻します

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□流水で水洗します (3分程しっかり)

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STEP 2 反転作業

□タンクを開けネガをリールから外し光に当てます(反転作業) ネガの表と裏にまんべんなく両面30秒ずつぐらい

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□再びネガをリールに巻きタンクに戻します

STEP 3 発色現像

□発色現像液(ボトル1)※カラーネガ現像参照 

もボトル001同様に38℃に温めます

これをいっきにタンクにそそぎます(3分30秒)

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1 分撹拌したら蓋をし1分ごとに4回ほど上下反転させ中の液を撹拌してください

□3分30秒経ったらボトルに液を戻します

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□流水で洗浄します (3分ほどしっかり)

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STEP 4 漂白定着

□カラーネガ現像で使用した漂白定着液(ボトル2)をタンクにいっきに注ぎます (15 分)

※この行程からは常温で行います(25℃~33℃)

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□1 分撹拌したら蓋をし1分ごとに4回ほど上下反転させ中の液を撹拌してください

□15 分経ったらボトルに液を戻します

□流水で洗浄します (15 分ほどしっかり)

□以下はカラーネガ現像と同じ手順です ※カラーネガ自家現像参照

まとめ

ちなみにこのレシピはこの方のものを参考にさせていただきました

ぼくの場合はボトル001にメトールサンはいれてなかったり多少アレンジしていますが個人レベルで納得のいく像は得ることができました 安いので個人のお好みでいれてみてください

再度述べておきますが

温度がとても重要です!!

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STEP1,2に関してはしっかり38℃をまもってください

あくまで個人レベル実験ですのでクオリティーは保証できかねます

そもそもリバーサルフィルムが高価なのできちっと現像したい方はプロラボに依頼してください

みなさまのフィルムカメラライフがより充実することを願ってまとめとさせていただきます

(うまく現像できた!!という方は報告していただけるととてもうれしいです!!)

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