見出し画像

婚活の現実と時計の針

「タクトさん、結婚なんて後でどうにでもなるー!なんて思ってる20代女子がいれば、私からのアドバイスを届けてもらえませんか?30代後半に入ってからの女子の婚活は、本当に、本当に、ほんっとーに大変だって!私みたいに苦労して欲しくないんです」

 という切実なメッセージを日本の真ん中辺りで受け取ったので、今回は彼女の言葉を、タイムマシンがあれば10年前の自分を殴りたいほどの勢いが乗った言葉を、中本と繋がっている若手女性様にお届けしたい。

 彼女曰く、30代後半女子の婚活は、どうあがいて若手女性に勝てなくなるとのこと。その心は単純明快で、年齢で足切りされてしまうことから「中身で勝負!」と思っても、そもそも中身を届ける前に敗北が決定しているとのこと。野球に例えるとバッターボックスにすら立たせてもらえないのだとか。

 彼女曰く、30代後半女子の婚活は、もし仮に男性側との初回の出会いがセッティングされたとしても、同年代や年上の方々は口下手な人が多いとのこと。ChatGPTを駆使して話題を無数に準備していっても反応は薄く、30分も経過すればコーヒーを飲むしか道はなくなってしまうとのだとか。

 彼女曰く、30代後半女子の婚活は、もし仮に人生を共に歩む男性と出会うことができたとしても、生物学的な制約から子供を授かる確率が極めて低いという現実に直面せざるを得ないとのこと。もちろん医療技術の進歩により、会社を休職して体を整えて様々な不妊治療に挑むことで確率は上げられるものの、それでも傾向を変えるには至らないという。

「年齢だけはどんな手段を使っても巻き戻すことはできないから、20代で結婚願望を持つ女子は”いつか”ではなく”今から”動き出してね。私のようにはならないでね」そんな言葉を後輩たちに届けようとする彼女の婚活が、より良い形で前に進むことを心から願っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?