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強くない「自分」を上手に扱う──君のいまがより良くなるように。

今日は朝から取材、打合せ、打合せ、人と会う、取材──と終日動いて、帰っているところ。

電車のなかは、風邪なのか、咳き込んでいる人もたくさんいる。聞くところによると、身近にインフルエンザの人もちらほら。

以前も書いたように、「健康」という目に見えないものは、失ってはじめてその大切さがわかる。

最近、無理して、がんばりすぎていないだろうか?

「風邪は万病のもと」というのは真実だ。

「ちょっと! 今の暮らしは無理してるよ、おかしいよ」

身体や心になんらかの負荷がかかり過ぎると免疫力は弱まり、発熱し、風邪となって、僕らに訴えてくる。

その風邪をちゃんと治そうとせずに放っておくと、どうなると思う?

身体と心の声に無視し続ける、つまり風邪気味を当たり前にすると、どうなっていくのか。

毎日のように身体や心に負荷がかかっていき、ある一定のラインを超えると、難病や生活習慣病などとよばれる病となる。

だから、風邪は甘くみないように。

仕事には大きな責任があるから、やりきらなきゃならないが、決して一人でやりきれというわけではない。

体調が優れない時には、仕事や生活で助けを借りられるかどうか探ってみよう。

必ず今日でなければならない用事以外はキャンセルし、外出は控えて暖かくしよう。

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なんというか、ここまで話したことは、体調を崩した時のふつうの対応策だね。

そもそも、良い体調を保つにはどうしたらいいのだろう?

僕はむかしから、あまり身体が強くない。

だから体調を崩さないようにしようと、きっと健常な人よりたくさん考えてきた。自分という心と身体を理解しようと努めてきた。

君が内向型だったら、ある一つのことは役立つはずだ。

僕は、外で人と積極的に接するのは、多くても週に3回までにしている。理想は週2回。

人のタイプをおおきく分けると外向型と内向型に分かれる。僕は後者で、自分のペースを乱され続けると、あっという間に体調を崩してしまう。

しかし、まったく人と会わず、外での仕事を入れずにいると、それはそれで停滞してしまう。

最近は週2回外で活動するのがちょうどいい。

ちょうどいいとは、インプットとアウトプットにかける時間のバランスが保たれるということで、その結果はもちろんいちばんのパフォーマンスになる。

出張や合宿で夜更かししたり、飲み食いしすぎたりすると、次の日の大きな負荷に耐えられないのが、僕の典型例…。

なんだか社会不適合なところのようにしか思えないが、そういう弱点は受け入れて自分を取り扱ってあげないと、体調の優れない日が続くことになる。

健やかでいたいから、不器用な自分を上手に取り扱ってあげたい。

君の「ちょうどいい」は、どんなものだろう?

君のいまがより良くなるように。
父さんは今日も願っています。

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