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映画館のないマチに、なんと雪で作った巨大スクリーンが出現。

こんにちは、地方公務員の新家です。北海道猿払村に勤務しています。今日は、#映画にまつわる思い出 というテーマに綴っていきたいと思います。

映画館のないマチで生まれ育った私にとって、映画は身近な存在とは言えませんでした。今でこそ、自ら車で出かければ自由に映画を見に行けるし、稚内市に映画館が復活したことも映画を身近にしてくれました。

子どもの頃の自分にとって映画といえば、テレビで放映されているものを鑑賞するか、レンタルビデオ店からレンタルするなど、いずれにしても自宅で楽しむものでしたね。

そんな、猿払村では過去に、インパクトの大きい映画イベントが開催されていました。

なんと、雪の壁をスクリーンにした真冬の屋外映画会です。猿払村史によると、平成7年に第一回が開催されていて、高さ10m、横14mの巨大スクリーンを設置。

セーラームーンとアーノルドシュワルツネッガー主演のトゥルーライズが上映されました。観客は、車の中でFMラジオの音声を聞きながら鑑賞するというものでした。

途中から、経費を削減を目的にコンパネを活用してスクリーンを制作するなどして、平成14年まで続けられていて、人気のイベントになったんですね。

平成14年には、千と千尋の神隠しを上映。2日間で500台の車が会場を埋め尽くし、用意した駐車スペースでは間に合わなくなるほどの盛況ぶりだったと記録されています。

観客の多数は村民であったそうですが、村外から訪れる方も多く映画館のなかった宗谷地区での映画人気はそれなりにあったようです。

私自身も何度か足を運んだことがありましたが、アルマゲドンを鑑賞したことが最も鮮烈に残っています。1998年最も興行収入を稼いだ作品で、当時めちゃくちゃ話題になっていたのでとても楽しみにしていました。

屋外かつ巨大スクリーンで鑑賞するという特殊性もあって、今でも思い出に残る映画となっています。

今は、サブスクでスマホで気軽に映画を楽しめる時代。それでも、大スクリーンや大音響の迫力はやはり格別。一人でも多くの方に、映画館を利用していただくことで、映画文化のさらなる発展につながっていけば嬉しいですね。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。また、次の記事でお会いしましょう。

わたくし新家は、地元猿払村のプロモーションに加えて、ガジェット、革製品、コーヒー、写真、カメラの事などについて記事を書いています。他にも、各種SNS運用しています。Twitter、Instagram、Voicyと取り組んでいますので、併せてチェックしてくださると嬉しいです。

#映画にまつわる思い出

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