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目的と手段を履き違えないように、要所で検証して客観的な判断を。

こんにちは、地方公務員の新家です。北海道猿払村に勤務しています。

今日は、目的と手段について感じたことがあったので綴ってみます。

「手段の実施が目的化してしまっているのでは?」という言葉を聞くことがあります。目的を実現するために選択したはずの手段なのに、手段の実行自体が目的化してしまっている時に使われますね。

例えば、書く力をつけたいという目標があるとしましょう。(ここからの記載はあくまでも例です)

当初、書く力をつけるために、アウトプットする機会を創出し書くという習慣をつけ、継続することで書く力を向上させようという目標をたてます。

そこでアウトプットする機会の創出の手段として、Twitterとnoteの運用を選択。趣味の○○のことについて、Twitterは毎日、noteは週に一回(2,000字程度)の投稿を目安にして取り組むことに。

そして実際始めたものの、当初決めた頻度と内容の記事を投稿をしていくのには、時間的にも技術的にもかなり厳しいことが判明してきた。でも、自ら考えた手段を遂行するために他の人が書いた記事を引用して紹介する記事を投稿に変更することに。

この変更によって目安のTwitterの毎日投稿、noteの週一投稿は問題なく可能となり、半年間継続することに成功。

一方で、初期の目的である書く力が向上したかといえば他の人が書いた記事を引用して紹介するだけなので、結びつかなかったというオチ。

では、当初決めた頻度での投稿が難しくなった時にどうしたら良かったのでしょうか。

あくまでも書く力をつけることが目標で、SNSの運用は手段です。

ということは、SNSの投稿頻度を維持することが大切ではありませんね。書く力をつけるためには、どのように取り組むべきかを改めて考えることが大切でしょう。

例えば、趣味に関するAmazonランキング上位の本を月に一冊読むとか。書く習慣をつけるためのハウツー本を読んでみるとか。趣味に関するコミュニティに参加してみるなどなど。

立ち止まって考えてみると、自身の環境を変化させてみたり、新たなチャレンジをするなど何かしらの動きが必要と気づくはずです。

今回の例でいくと惰性で継続させるのではなく、頻度を落としてでも成果が出るように方向性を変化させることが良かったのではと個人的には考えます。

どんなことであれ、こまめな点検が大事。検証することで、方向性がブレるのを防止する可能性が高まる。そして、できれば個ではなくチームでしたいところ。

家庭なら家族で、職場ならチームで。進むべき道、目的と手段にズレがないか検証することで修正や変化が必要か否かわかってきます。

個でもグループでも客観的な判断が大切。自分自身、客観的な判断ができるように、あらゆる場面で冷静な対応ができる人間になりたい。



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