見出し画像

起業家だってフリーランスとして働きたいときない? #ときない

こんにちは。井上拓美です。
改めて自己紹介をしますとこんな感じです。

1994年生まれ24歳。株式会社MIKKE代表取締役。飲食店の経営/売却、そして東証一部上場企業からの出資によるスタートアップの立ち上げ。3度目の起業として現在の株式会社MIKKEを創業。贈り物本屋Hotaru / ラジオ番組「ハミダシミッケ」/ クリエイターのコワーキングスペース「Chat Base」/ 絵本「人のセックスでご飯を食べる」などの事業プロデュースや、様々な企業にメンバーとして入り、新規事業の立ち上げや人材/採用/組織コンサル、空間のプロデュースなどをしています。逗子に住み、月に一回シェフやっていて、彼女が大好きです。最近の趣味は、発酵と文化人類学、well-being、生物学などです。

詳しくは以下のnoteに書いているので是非読んでみてください。

もうかれこれ起業して7年目に入ってしまいました。時間が経つのは本当に早い。そんな中最近、僕自身もフリーランス的に働く機会が増えてきました。

「起業家なんだから自分の会社とだけ本気で向き合えよ」と思う方も多いかもしれません。でも起業家も、起業家である前に一人の人間だと思うんです。友達とだって遊びたいし、飲みにもいきたいし、彼女とデートにだって行きたい。だからといって会社と本気で向き合っていないわけではない。一見無駄そうに見えることだって絶対何かにつながっていると思います。

それに起業家だからこそ、企業の中でできることって僕はめちゃくちゃあると思うんです。

【起業家だからこそ、企業の中でできることがある】

少しずつではありますが、東京だけでなく全国でフリーランスとして働く人が増えてきました。

新卒でフリーランスになる人
会社をやめてフリーランスになる人
会社員を続けながらフリーランスとしても働く人
など、、、

僕はいわゆる『起業家』です。これまで3社起業をし、飲食店の立ち上げ/経営、旅行系のWebサービスの立ち上げ/運営、宿の立ち上げ、コワーキングスペースの立ち上げ/運営、Webメディアの立ち上げなど、様々な事業の立ち上げや経営をしてきました。

現在は、自ら会社の経営をしながら、これまでやってきた事を活かし、大企業から中小企業、スタートアップなどのいくつかの企業にジョインし、プロデューサー/ディレクターとしてお仕事もさせて頂いています。

【実際の企業との関わり方】

例えば、フリーランス向けのプロジェクトシェアプラットフォーム「TEAMKIT」を運営する株式会社L boseとの関わり方。

ここでは、代表の小谷さんの思想を言語化して整理するところから始まり、その思想に紐付く形でプロダクトやビジネスモデルの構築、そしてその事業を進める上でのロードマップや目指すべき指標、実際にKGI/KPIに落とし込み、それらを共有するためのチーム作りをするところまでお手伝いさせて頂いています。

実際にこのような取り組みも企画から、実行までさせて頂きました。

具体的な詳細までは出せませんが、このL boseとの契約の仕方は時給制です。シンプルに稼働した分だけお金を頂いています。そしてやってる内容は、いわゆるCOO的な役割をコンサルっぽい関わり方でやっているというような感じです。

ここで大事なのが、コミットするポイントです。僕もこれまで自分で会社を経営してきたので、どんなコミットメントをフリーランスのコンサルティングに求めるかを考えるかがめちゃくちゃ難しいことは分かっていました。

しかし僕は起業家だからこそ、このコミットメントの仕方がいわゆるコンサルティングとは異なると思うんです。僕はTEAMKITの小谷さんの思想に共感しています。まさに思想コミット。常に思想に紐づく形で今自分たちに何ができるか?本質から考えていきます。これは同じ境遇を味わったことがある起業家だからこそできる関わり方なのではないでしょうか。

【その他にも企業と色々な関わり方をさせて頂いております】

▼TEAMKITのようにスタートアップや中小企業の代表と共創するCOO的な役割を担う関わり方。
→必ず、代表とフラットに直接コミュニケーションを取らせて頂く形で関わらせていただきます。代表の想いや現状の財務諸表、チームの関わり方など全体の会社の状態を整理し、直近のどんな流れで動いていくのかを一緒に落とし込み、進めていきます。僕の強みは、起業家的視点で事業に関われるのと、運営しているコワーキングスペース「ChatBase」をアセットにしたクリエイターのコミュニティとその巻き込み方です。必要であれば一緒に仲間集めをすることもできるし、各自が自立して事業を作っていくようなチーム作りの設計もお手伝いします。

▼大企業や中小企業の新規事業部に外部のパートナーとして企画やプロジェクトのディレクションまでをさせて頂く関わり方。
→飲食店や宿、Webサービスやアプリ、絵本。そして金融や観光、農業など業種も様々な事業を立ち上げてきました。ChatBaseにも色々な業種で仕事をしているクリエイターが多くいます。そのため、僕はアイデアをただ出すだけではなく、実際に実行して形にしていくところまでお手伝いさせて頂く機会が多いです。

▼企業の社員向けの社員研修や人材育成/採用などの組織のコンサルティングをさせて頂く関わり方。
→僕が今経営している会社MIKKEは、社員が一人もいません。しかし一緒に事業やプロジェクトを進めている仲間が契約問わず100人近くいます。それでもそれぞれのプロジェクトは進み、どんどん形になっています。このような人との関わり方は、今後生き方や働き方が自由になっていく時代の中で、より企業が考えていかなければならないことなのではないでしょうか。僕は現在、そんな社内社外問わずのコミュニケーション設計やチーム作りも、採用や人事を切り口にやらせて頂いています。

*上記のお仕事は、無料でお受けすることももちろんあります。時間は有限なので全てを無料で受けてしまうと奥様に怒られますので、お互いに気持ち良いwin-winな関係性を一緒に考えられたら嬉しいです。詳細は気軽に以下の連絡先よりご連絡ください。

Twitter:@takuminouemikke
Facebook:Takumi Inoue
E-mail:t.inoue@mikke.co.jp

【生き方や働き方に寛容な社会を目指すためには】

どんどん当たり前に生き方や働き方がうたわれるようになり、様々なサービスも生まれ、働き方をおす企業も増えてきました。

それでもまだまだ少ないのが現状です。企業の事業活動を考えると雇用という関わり方は生産性は高そうだし、効率も良さそうですよね。僕もそう思います。

でもこれからどんどんフリーランスや起業家という働き方が当たり前になっていき、人が一人一人選択できるようになっていくと、企業はどうなっていくでしょうか。今以上に採用も難しくなり、どんどん会社を離れていく人も増える気がします。

でも、そんな自由に働き方を選べる時代に、それでもこの会社で働きたい。と思ってもらえるような会社を作りたいですね。

そのためにも大事なことは、「会社と人」の関係性ではなく、あくまで「人と人の関係性の連続としての会社」であることを忘れないことなのではないかと思います。

これまでは「会社と人」という関係性だから、雇用という形が正しかったかもしれません。しかし「人と人の関係性の連続としての会社」に社会が近づいていけば行くほど、雇用という旧態依然の契約形態だけでは、人は集まらなくなり、また離れていくのではないでしょうか。

僕自身も今以上に、時代に合った形で、人と人との関係性を作る環境のデザインをどうしたらできるのか、考えていけたらと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?