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洗えるマスク、保育者さんに届けます。【支援者募集】

3本目の記事を書かせて頂きます。改めましてTAKUMIBAです。引き続き何でも担当の藤井が筆を取らせて頂いております。

この記事のまとめ
・ALL JAPAN連合でマスクの生産力が拡大しています。
・保育施設で子供たちを守る保育士さんにマスクを届けます。
・資金はクラウドファンディングで集めます。
・私たちの想いに共感頂けましたら、ぜひ支援をお願いします。

プロジェクトの背景

先日のALL JAPAN FITMASK Sewing PROJECT構想スタート以降、供給量は500%近くに拡大するとともに、今まで以上に多くのご要望を頂くようにもなりました。

プロジェクト概図2

その中で多いのはやはり、リモートワークが出来ない現場を守る方からのマスクを求める声でした。

医療・介護・保育・運輸、どこも不足する中、この生産された分をどこに、どうお届けするか、一日でも早くお届けするにはどのやり方がいいか。毎日頭を抱えていました。


そんな時、シタテルの鶴さんを通じて、全国6000以上の保育施設にサービスを提供するユニファの土岐さん・星さん、そして認定NPO法人ノーベルの桑田さんからご連絡を頂きました。

「保育施設の現場を守る保育士さんに、洗えるマスクを提供したい。現場は本当に疲弊しています。」

そしてその描かれた構想は、私の想像を超えていました。

「クラウドファンディングで支援を募り、無償で提供できるよう動きませんか?」

私たちTAKUMIBAもお届けしたい気持ちはありながら、全て無償で提供してしまうと、スタッフの生活を守れません。しかし、広く世の中のお一人お一人、少しずつでもご支援いただければ、たくさんのマスクを現場に届けることが可能になります。

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医療・介護などの現場を守る方々にも、お子さんがいます。そしてそのお子さんを預かっているのは全国の保育施設です。
実際マスクをつくる私たちの現場にも、パパママがいて、お子さんを預かってもらうことで生産が成り立っています。

また私は、大学時代に児童福祉団体でボランティアを4年間していたこともあり、友人の多くは保育現場に勤めており、マスクを必要とする、本当に疲弊した現状も耳に入っていました。

そんなご縁と背景があり、私たちはこのプロジェクトに参画し、保育の現場を守ってくれている保育士さんに、マスクをお届けすることを決めました。

プロジェクト概要図

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プロジェクトの突貫進行

このお話が挙がってから、プロジェクトを公開する今日までのスピードはとてつもないもので、夜中もチャットが飛び交うような突貫工事で進んでいきました。

星さん桑田さんを中心に、各方面との調整や仕組み構築に加えて、Readyfor様にも直接参画いただいてのページ内容充実・広報体制が完成しました。

その背景で私たちTAKUMIBA、そして縫製以降の生産を担うシタテルさんは、生産体制の強化に奔走しました。

それは、”早く現場に届けたい” 全員がその思いで一致していたからこそできたことだと感じています。

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プロジェクト公開

そして本日公開に至ったプロジェクトページですが、冒頭にこの文章があります。

これはこのプロジェクトに携わったメンバー全員の想いを表しています。

#マスクをとどけたい
#守ってくれている人を守りたい

保育は、リモートワークできない。
その現場のことを、私たちは知っています。

どんな状況でも、緊急事態の状況でも、働いてくださっている先生がいる。その現場に今、すごく必要で、急いで渡したいものがあります。

それはマスク。
とてもとても足りていない現実があります。

日々、子どもたちを守ってくださっている先生を、ほんのすこしでも守りたい。

けれどあまりに届けたい数が多すぎます。私たちの規模だけではとても足りませんでした。

保育業界で働く方々へ敬意と感謝を込めて、クラウドファンディングを通し、必要とする場所と人にしっかり届いてほしいと願います。

ぜひご支援をよろしくお願いいたします。

こんなメンバー全員の想いも伝わったのか、既に驚くほどの早さでご支援が集まってきています。本当にありがとうございます。

自身の生活も先行き不透明な状況が続く中ですが、私たちと想いを同じくし、支援頂いた方とのつながりに、また胸が熱くなります。



頂いたコメント

そして早速多くのご支援と、コメントを頂いておりますが、
中でも私たちTAKUMIBAとして特に嬉しいのは過去に購入いただいた方からのご支援です。

購入者コメント

私たちが作り、お届けし、満足してくださった方が、その気持ちをまた次に繋いでくださる。こんなに嬉しい状況はありません。


そして他にもこんなご意見を頂戴し、私たちの進む道が間違っていないと後押しを頂きました。

考え方コメント

Readyforの広報担当の方にも、「こんなに温かいコメントが集まるプロジェクトは珍しい」と、言って頂けるくらい、ここには温かな思いと行動が溢れています。


目標まではまだまだ

プロジェクトの目標迄はまだまだありますので、私たちは引き続きものづくりを続けながら、プロジェクトを広く見て頂けるように活動して参ります。このノートもその為に今書いています。

なお、今回は目標を2000施設としましたが、より多くの支援を頂ければ、もっと多くの保育施設にお届けできるよう資材は構えております。

もし私たちの想いに共感頂けましたら、どんな形でも構いませんので、ぜひご支援の程よろしくお願い致します。

コメント 2020-04-11 021150

(プロジェクト開始12時間経過時点の画面です)


お礼と、これからのTAKUMIBA

TAKUMIBAは広島の隅にある小さな工房でありながら、錚々(そうそう)たるメンバーの中に名前を連ねて、このような機会を頂きました。

私たちだけでできることは本当に僅かですが、

シタテルさんと全国の工場さんの協力で生産力が大幅拡大し、
ユニファさん・ノーベルさんにお届けの仕組みを整えて頂き、
資金調達の場をReadyforさんにご用意頂き、
そして何より早速多くの温かなご支援を頂戴し、

多くの保育士さんにマスクをお届けし、安心して働いて頂くことができる目処が立ってきています。

本来ならお一人お一人にお会いして感謝の気持ちをお伝えしたいところですが、まずはこの場を借りて感謝申し上げます。

落ち着いたら飲みに行こうが合言葉みたいになっています。



以下余談ですが、プロジェクト公開された本日夜、2週間ほとんど寝ずにここまで準備されていたユニファの星さんから頂いたメッセージです。

コメント 2020-04-11 021150

私もほどんど寝ていなかったせいということにしておきますが、思わず目から汗がこぼれました。

TAKUMIBAという工房をみんなで作り上げてきて良かったと心から思いました。これからも同じように思って頂けるよう、真摯な姿勢でものづくりに臨んでまいります。


最後に

※改めましてのお願いです。
最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。ぜひプロジェクトの支援やシェア、記事やSNSのシェアやいいね、どんなかたちでも構いませんのでご支援賜われましたら幸いです。よろしくお願い申し上げます。

文:design&factory TAKUMIBA 藤井篤彦





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