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夫婦で進める家づくりの形

こんにちは。

建築コンサルタントのtakumiです。

夫婦で家づくりを進めると、住まいに対するそれぞれの価値観が見えてきます。

もちろん、その価値観が異なることも多いもの。

家づくりは、そんなお互いの価値観の違いを認識して、「すり合わせる」ことが大切な作業となります。

◆とことん夫と目移り妻

家づくりのフォローをしていますと、家づくりに関してはご夫婦のどちらかが決定権を握っていることが多いように思います。

それは、一方が「関心が薄い」「面倒くさがり」なんてこともあるのですが、多くは口を出せないだけで、本当は違う意見を持っているということも多いものです。

家づくりへのこだわりの傾向として、コンサルティングをしている私の経験では、

男性は「住まいはこうありたい」とこだわり出すと、とことんまでこだわりたくなる

女性のこだわりは「見た目」や「流行り」から入ることが多く、「あれもこれも採り入れたい」と詰め込みたくなる

そんな傾向があるように思えます。(あくまでも傾向です。)

これは、男性は「目的達成型」の思考によるもので、思い描く理想の住まいを具現化しようと猛進し、周囲が見えなくなりがち、

女性は「情緒的」で「物事のプロセスを楽しむ」という側面があるため、「他にもとっと良いアイデアが?」と色んなアイデアに目が行ってしまう、

そのため、

旦那様から見ると、奥様に「こんな時期にまだ○○を採り入れようとするんかい」と思ったり

とか、

奥様から見ると、旦那様に「もうちょっと私にも意見させてよ」と感じていたり

と、いうことも多いものです。

◆良い家をつくるには

夫婦それぞれ色んな性格、考え方がありますが、家づくりに対して相性バッチリだと、言うことはありません。

でも、異なる考え方があって普通です。

家づくりは物を買うのとは全く異なります。

間取りをはじめ、デザイン、広さ、色、材料、設備、と価値観の違いはどこかで生じます。

どちらかが主導権をもって家づくりを進めるのであれば、要所要所で、パートナーの意見を確認するのが良いですね。

パートナーが「任せる」というスタンスでも、何か大きな決定をする時には、相談することです。

「間取りをそろそろ決定しないといけないんだけど、ここはこうで良いかな?」

なんて感じで良いと思います。

そこで、意見があれば、すり合わせていけば良いわけです。

そういう姿勢が大事です。

◆まとめ

家づくりは家族みんなが心地よく暮らすことをイメージして進めます。

ご夫婦どちらかのワンマンライブではありませんよね。

パートナーや一緒に住む家族の考えや意見にも耳を傾ける姿勢が必要。

そして、考え方や意見が違うところも出てきますから、そこを丁寧にすり合わせていくことが、大切なプロセスなんですよね。

家づくりの正解の形は、すぐには分からないものです。

だからこそ、夫婦のこれからを一緒に考えて、暮らしのイメージをすり合わせて共有することが、家づくり成功の秘訣です。

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